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プレスリリース

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70th

中四国エリアのセキスイハイム生産工場をリニューアル
-年間見学者受け入れ3千組を目標に来場を促進へ-

2017年5月10日
セキスイハイム中四国株式会社
中四国セキスイハイム工業株式会社

セキスイハイム中四国株式会社(社長:池田孝行、本社:岡山市北区下石井2-2-5)の住宅の部品製造及びユニット組み立て部門である中四国セキスイハイム工業株式会社(岡山市東区古都宿189)はこの度、生産工場内の設備のリニューアル工事を完了させ、5月8日(月)より本格稼働を開始しましたので、お知らせします。

セキスイハイムグループでは、2014年度より全国生産工場の「魅力化推進計画」を展開。これは「ユニット住宅の競争力の原点は工場にある」とのコンセプトのもと、「お客様への魅力発信の強化」、「生産・施工一体体制の構築」、「従業員の作業環境の向上」、「地域貢献」の4つを狙いとして取り組んできました。

中四国セキスイハイム工業㈱では、この計画に基づき、さらに10年先も先進的で魅力的な生産ラインを目指した独自の「NEXT10工場リニューアル計画」を策定。約10億円を投資し、生産工場のリニューアルを実施。「住宅ユニットの生産ラインの変更」と「自動化の促進(多品種対応型ロボットの導入等)」を行いました。同時に、お客様の見学ルートや見学設備もリニューアルし、今年度の見学者数は年間来場3,000組(2016年度は2,100組)を見込んでいます。

中四国セキスイハイム工業“NEXT10 工場リニューアル計画”概要

今回のリニューアル工事は、「お客様への魅力発信の強化」、「生産・施工一体体制の構築」、「従業員の作業環境の向上」、「地域貢献」の4つの狙いにより、以下の事項を実施しました。

【リニューアルの実施内容と効果】

狙 い 実 施 策 効 果
お客様への
魅力発信の強化
  • ①組立ラインに隣接した見学ルートをリニューアル
  • ②パノラマスペース、テクノロジーエリア、スケルトンステーションの新設
①、②見学者の増大
(2016年度2,100組⇒2017年度3,000組)
生産・施工
一体体制の構築
①生産ラインの集約 ①、②生産能力の向上(20%アップ)

②ロボットの導入(計11台新設)
新構造体組立機、妻フレームハンドリング装置、
妻フレーム組立機、柱ジョイントピース溶接機

③建築現場の現地作業の工場への取り込みステージを新設 ③建築現場の職人不足への対応力向上
従業員の
作業環境の向上
  • ①ユニット反転機の導入
  • ②自動研磨機の導入
①、②作業負荷の軽減
地域貢献 ①災害時における避難支援
  • ①災害時物資(食料)の備蓄
    (300人×3日分)
  • ②セキスイの森・岡山の森林整備活動継続
    (2013年10月先行実施)
②自然環境保護
投資額 10億円  

■工場魅力化計画の狙い

1.お客様への魅力発信の強化  

大型重機ロボット

大型重機ロボット

住まいづくりに関心を持たれているすべてのお客様に向け、当社が提供する住宅の品質管理レベルの高さ、技術力、先進性をご理解いただくことを狙いとし、見学ルートをリニューアルしました。建屋内の大型重機ロボットをキャラクターに見立てた演出など、お子様にも親しみと関心を持っていただけるような工夫を行いました。

今後は「工場EXPO」(毎月1回)、個別見学会、地域の小中学校を対象とした工場見学会などを開催し、来場促進を図ります。なお、新設したものは以下となります。

 

①パノラマスペース

生産ライン全体を俯瞰的にみることができる、工場建屋の最初のスペース。工程の流れをわかりやすく解説しながら、以降の見学の期待感を高めます。

 
パノラマスペース

パノラマスペース

②テクノロジーエリア

ユニット製造の詳細を伝えるエリア。作業員の取り組みを含めたユニット製造に係わる技術の高さや水準について、動画やパネルでわかりやすく解明します。

 
テクノロジーエリア

テクノロジーエリア

③スケルトンステーション

テクノロジーエリアに隣接するかたちで設置。ユニット(構造体)の強度や性能などについて、動画とパネルでわかりやすく解説します。

 
スケルトンステーション

スケルトンステーション

2.生産・施工一体体制の構築
~大型ロボット導入による自動化率向上と現地工事の工場内取り込み~

溶接作業向けを中心に大型ロボット(妻フレーム溶接、妻フレームハンドリング、ユニットスポット溶接)を導入しました。また2つの棟に渡っていた溶接ラインを一棟に集約するなど、生産ラインのレイアウトを大幅に改善しています。

これらにより溶接自動化率が向上するとともに、建築現場における職人不足に向け実施している現地工事取り込みのスペースの拡張と、人員確保が可能になりました。

 
構造体溶接工程

構造体溶接工程

3.従業員の作業環境の向上

これまでも作業環境の向上は継続的に進めてきましたが、今回のリニューアルにより、さらに従業員にとって安全で快適な職場環境づくりを行いました。

工場建屋においては溶接ロボットの導入に伴うレイアウトの改善のほか、ユニット反転機及び重量物ハンドリングロボットなどの導入により、作業負荷の軽減を実現しました。これら働きやすい作業環境の改善により、さらなる作業の質と品質の向上はもちろん、従業員満足度の向上も図ります。

 
ユニット反転機

ユニット反転機

4.地域貢献

災害時の物資の備蓄により地域住民の方々の避難支援に備えています。

また、2013年に岡山県赤磐市と協定を結んだ「セキスイハイムの森・岡山」の活動も引き続き推進。社員及び家族が広葉樹の透かし伐りや里山の整備等の実践を通じて、自然環境保護意識を高めるとともに、地域社会との繋がりを深めます。

会社概要

<セキスイハイム中四国株式会社>

設   立 1986年10月
資 本 金 3億円(積水化学工業 100%出資)
代 表 者 池田孝行
売 上 高 474億円(2015年度連結)
従 業 員 数 995名(関連会社連結/2017年4月1日時点)
事 業 内 容 ユニット住宅「セキスイハイム」「セキスイツーユーホーム」の販売・設計・
施工監理、その他集合住宅及び宅地分譲等の不動産取引
事 業 所 本社(岡山市)、山口支社、広島支社、岡山支社、備後支社、愛媛支社、山陰支社
グループ会社 セキスイファミエス中四国㈱、中四国セキスイハイム工業㈱、
中四国セキスイハイム不動産㈱
本社所在地 〒700-0907 岡山市北区下石井2-2-5(ニッセイ岡山スクエアビル7F)

<中四国セキスイハイム工業株式会社>

設   立 1979年7月1日
資 本 金 1億円(セキスイハイム中四国 100%出資)
代 表 者 池田孝行
本社所在地 〒703-8510 岡山市東区古都宿189
事 業 内 容 ユニット住宅セキスイハイム・セキスイツーユーホームの組立・製造

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