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プレスリリース

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—お客様との協働によりCO2排出量削減や生物多様性保全、減災の取り組みを強化—

2013年7月19日
積水化学工業株式会社

 積水化学工業株式会社(代表取締役社長:根岸 修史、以下当社)は、太陽光発電システム(以下、PV)や高効率給湯設備を搭載したセキスイハイムのお客様宅によるCO2排出削減量をクレジット化する排出削減事業運営・管理者として、2011年3月23日付で経済産業省より国内クレジット制度プログラム型排出削減事業の承認を取得しておりましたが、この度、2011年10月1日~2013年3月31日における実際のCO2排出削減量3,041トンについて2013年7月9日付けで国内クレジット認証を受けました。
 
 当社グループでは、この国内クレジット(CO2排出権)の売却益を活用させていただき、予てより進めてきた植林などの森林保全活動を強化し、CO2排出量削減や生物多様性保全、減災の取り組みをさらに進めていきます。

■認証を受けた国内クレジットについて

1)CO2排出削減事業と削減量

CO2排出削減事業名 削減量(トン)
住宅における高効率給湯設備の導入によるCO2削減事業 700
住宅における太陽光発電システムの導入によるCO2削減事業 2,341
合計 3,041

2)対象期間:2011年10月1日 ~ 2013年3月31日

3)排出削減事業者: スマートハイム倶楽部(※)

4)排出削減事業運営・管理者:当社

■国内クレジット売却益を活用した森林保全活動の強化について

 当社は、公益社団法人国土緑化推進機構と協働し、生物多様性保全のための「積水化学の森」づくりに2011年12月から取り組んでいます(2011年12月14日プレスリリース)。
 また、当社住宅カンパニーでは、昨年4月に大容量PV、HEMS、定置型大容量蓄電池を搭載した「進・スマートハイム」を発売、加えて、分譲住宅ブランド「スマートハイムシティ」に、災害時の被害の最小限化を目指す“減災”の考え方を今年から導入するなど、ハード・ソフト両面で災害に対してより高度な安心・安全をご提供する家づくり・街づくりを提案しています。
 今回のクレジット売却益を活用させていただき、予てより進めてきた森林保全活動を強化し、CO2排出量削減や生物多様性保全、減災の取り組みをさらに進めていきます。
 具体的には、「積水化学の森」づくりを国内7ブロック(北海道~九州)で展開・推進し、また基金を設立して、NPO等が推進する地域の減災や防災に資する植林活動などの活動を長期的にサポートしていく予定です。


※『スマートハイム倶楽部』について
スマートハイム倶楽部(以下、同会)は、PVとHEMS「スマートハイム・ナビ」を搭載した住宅をご購入いただいたお客様に任意にご入会いただくお客様組織です。国内クレジット制度上は「排出削減事業者」の位置づけとなります。当社は運営・管理者として一定期間毎に同会におけるPVによる総発電量・売電量等や給湯による消費電力量を集計し、これを元にPVの発電のうち自家消費分や、給湯機器の効率向上によるCO2排出削減量を算出し、国内クレジット認証委員会に申請。審査の上、国内クレジットとして認証されます。クレジットを必要とする企業様との取引により同会が得た売却益については、当社が当事業の運営・管理者として同会より委託を受け、植林などの森林保全活動への支援など、環境・社会貢献活動の実施に活用させていただくこととしています。実施状況につきましてはお客様向け会員サイト「スマートハイムfan」にて報告させていただいております。

ご参考:「プログラム型排出削減事業」の枠組み

 『クレスバローレホームタウン沖野の杜』では、工場生産の手法を駆使した2×4ユニット工法の木質住宅による街づくりを展開します。構造躯体の耐震性能の高さは実大建物による実験で確認していますが、建物内部の建材や建具においても地震対策を強化し、有事の際に建具や建材などの脱落・転倒による2次被害を軽減し、安全かつ迅速に避難ができるよう工夫を施します。また、火災に対する備えも充実しており、隣家からの火災で外壁温度が840℃となっても室内側の表面温度は80℃以下に抑えられる※2外壁構造を有しています。
 加えて街全体では、車が通り抜けできない道路計画とすること、街灯防犯カメラの設置等により、お客様が永く安全・安心に暮らすことができる街づくりを進めます。

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