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「主婦の住宅と家計に関する意識調査」
猛暑の“光熱費事情”
主婦の家計仕分け、まずは自分自身の支出から

~厳冬に向けて光熱費が安くなる家に住みたい 97.3%~

2010年11月18日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二)はこの度、25歳~40歳の世帯を持つ主婦を対象に「住宅と家計」に関する意識調査を実施いたしました。
気象庁によれば、今年の夏(6-8月)の平均気温は、統計を開始した1898年以降で最も高く、113年間で最も暑い夏となりました。気象庁の全国154の観測点では55地点で記録を更新し、北日本と東日本では過去最高となっています。
電気事業連合会が発表した2010年度上期(4-9月)の発受電電力量(※注1)も、前年同期比8.8%増で、この夏の猛暑によって冷房需要を押し上げた、ともいわれています。
本調査は猛暑が続いた2010年の家計における光熱費事情をはじめ、主婦の住宅・家計に対する意識、節約に対する思いを調査しています。 

■今年の光熱費に関して

気象庁の統計開始以降、最も暑かった2010年の夏は、冷房もフル稼働だった模様です。「今年の夏は冷房を多く使った」という主婦は、88.1%になりました。
それに伴う電気代の負担が家計に及ぼした影響も大きく、気象庁から寒い冬の到来が予想されている2010年は「冬の光熱費も高くなりそう」と80.5%主婦が答え、警戒心を高めていることが垣間みえる結果となりました。

■家計の見直しに関して

家計の見直し状況に関しても調査したところ、25~32歳の比較的若い年齢層の主婦ほど、家計の見直しに積極的であるという意外な結果となりました。さらに注目すべきは、その見直しの対象が「まずは自分の小遣いから」と回答した主婦が約半数の49.0%に上ったことです。この夏の猛暑と、冬の寒さは、消費にも少なからず影響を及ぼす可能性もみえてきました。

■現在の住宅に対するコスト意識

光熱費が家計に与える影響の大きさからか、「今、家を買うなら」という条件付きでの問いに対し、48.2%の主婦が「建てた後の住居コスト(光熱費・維持費・修繕費など)が安く済むか」という点に注目して家選びをするということがわかりました。また、「太陽光発電が付いているか」、「冬でも家の中が暖かいか」など、住宅のハード機能に求める数字が高い結果となりました。

■購入前と購入後で変わった住宅の意識

各地域で住宅を「買うとき重視した」と、新たに「今、買うなら重視する」ポイントを前後で比較したところ、もっとも開きのある項目(≒住宅を購入して強く意識した項目)は、「冬でも家の中が暖かいか」「建てた後のコストが高いかどうか(安く済むか)」が各地域で上位を占めました。また、97.3%の主婦が「光熱費が安くなる住宅」に住みたいと答える結果となりました。

  • ※注1 発受電電力量とは発電電力量と受電電力量の合計。
  • 一般電気事業者の発受電電力量は、自らが発電した電力量に卸事業者等から受電した電力量を加えたもの。

■今年の光熱費に関して

『今年の夏は冷房を多く使った』主婦 88.1%

「今年の夏は、例年より冷房を多く使ったという実感はありますか?」という問いに対し、「多く使った実感がある」と答えた主婦は、48.5%、「やや多く使った実感がある」と答えた主婦は、39.6%(合わせて88.1%)に上りました。
また、地域別に比較したところ、「多く使った実感がある」答えた主婦は、「北海道から関東」が「中部から九州・沖縄」に比べて高く、今夏に過去最高の平均気温を記録した北日本と東日本の暑さが垣間みえる結果となりました。
(※n=379は総数n=400から「冷房がない住居に居住する」サンプルを引いたものです)

『今年の夏は電気代が高かった』主婦 77.3%

「今年の夏は、例年より電気代が多くかかった実感はありますか?」という問いに対し、「多くかかった実感がある」と答えた主婦は、32.0%、「やや多くかかった実感がある」と答えた主婦は、45.3%(合わせて77.3%)に上りました。
また、子供の人数別に比較したところ、「多くかかった実感がある」と答えた主婦は、子供2人以上が子供0~1人に比べて高く、一方「あまり多くかかった実感はない」と答えた主婦は、逆に子供0~1人が子供2人以上に比べて高い傾向がわかる結果となりました。

『今年の冬は光熱費が高くなりそう』主婦 80.5%

「気象庁の予想では『この冬は、暖冬が多い近年の中では寒さを感じる冬になる』とのことですが、冬の光熱費が例年もよりも高くなりそうだと感じますか?」という問いに対し、「高くなりそうだと感じる」と答えた主婦は26.3%、「やや高くなりそうだと感じる」と答えた主婦は、54.3%(合わせて80.5%)に上りました。
また、地域別に比較したところ、北海道~関東では「高くなりそうだと感じる」「やや高くなりそうだと感じる」の合計は82.7%、中部~九州・沖縄では78.6%と北海道から関東が中部から九州・沖縄に比べて高く、同じく北日本と東日本の暑さの影響の差が出た結果となりました。

■家計の見直しに関して

“若奥さま”ほど、家計の見直しに積極的 35.6%

「お宅では、家計の見直しを行っていますか?」という問いに対し、「家計を見直して、実践している」と答えた主婦が、33~40歳では28.1%だった一方、25~32歳では35.6%に上りました。若い主婦ほど比較的、家計の見直しを実践していることを示す結果となりました。

「家計の見直し意向」がある主婦は、95.0% 家計の見直しは、“南高北低” 九州・沖縄地方は実践が36.4%、北海道・東北地方は実践できていないが72.1%

全体に「家計の見直しを行っているか?」との問いに対して「家計を見直して、実践している(29.5%)」「家計の見直しをしたいと思うが、実践できていない(65.5%) 」「家計を見直す必要がない(5.0%)」となりました。「家計の見直し」傾向は95.0%に達しています。
また、地域別に見ると「家計を見直して、実践している」と答えた割合が最も多かったのが、九州・沖縄地方の主婦(36.4%)。一方で「家計を見直したいと思うが、実践できていない」と答えた割合が最も多かったのが、北海道・東北地方の主婦(72.1%)でした。

主婦の家計仕分けは、自分自身から、が 49.0%

「家計を見直す(仕分ける)としたら、誰の支出から手をつけたいと思いますか?」という問いに対し、「夫の小遣い」と答えた主婦が27.5%、「お子様にかかるお金」と答えた主婦が23.5%だった一方、「自分の小遣い」と答えた主婦が49.0%に上りました。この数字から、まず自らの支出を削って家計を立て直そうとする、謙虚で健気な主婦の姿が浮かび上がってきました。また「北海道~関東」と「中部~九州・沖縄」という比較では若干、夫の小遣いを減らす傾向で差が出ました。

関西の主婦は、夫に厳しいが子供には優しい 仕分け対象「夫の小遣い」 38.2%

家計の見直しを誰の支出から行っているか、を各地方別に比較したところ、「夫の小遣い」と答えた割合が最も多かったのは近畿地方の38.2%でした。近畿地方と北海道・東北地方を比較すると2倍以上の開きがあり、「近畿地方の主婦は一家の大黒柱に厳しい」結果となりました。
とはいうものの近畿地方ではこどもにかかるお金には手をつける割合が全国で一番低く(11.8%)、夫に厳しいが子供には優しい、という傾向がうかがえます。

■現在の住宅に対するコスト意識

「光熱費が高い」と感じる主婦は、56.5% 住宅購入後もランニングコストへの意識が高い

「今の暮らしの中で、家計に占める光熱費の割合が高いと感じますか?」との問いに「高いと感じる」「やや高いと感じる」の合計は226名で全体の56.5%となりました。また「あまり高いと感じない」「高いと感じない」の合計は174名(43.5%)で全体的に「高い」と感じた方が半数を超えました。
また地域別に見ると「高いと感じる」「やや高いと感じる」割合が多かったのが北海道・東北地方で69.8%で最も少ないのが中国・四国地方の45.5%でした。

さらに、この中で「高い」(「高いと感じる」+「やや高いと感じる」の合計)」を選んだ226名に、住宅を「買うとき重視した」と、新たに「今買うなら重視する」ポイントを前後で比較したところ、もっともポイントに開きがあった、つまり、住宅を買ってから強く意識するようになった項目として「建てた後の住居コストが高いかどうか(安く済むか)」の31.0ポイントが最も多く、次いで「冬でも家の中が暖かいか」の30.1ポイント、「太陽光発電が付いているか」が26.5ポイントでした。住宅を買ってから意識するのは住居のコストに直結する項目が上位となりました。(ポイントの開き上位15項目抽出)

また、 「(光熱費が)高くない」(「あまり高いと感じない」「高いと感じない」の合計)を選んだ174名に対して、同様に住宅を「買うとき重視した」と、新たに「今買うなら重視する」ポイントを前後で比較したところ、 「建てた後の住居コストが高いかどうか(安く済むか)」は20.1ポイントあり、光熱費を高くないとする人でも依然としてランニングコストに対する意識は高い傾向(5位)にあることがわかりました。コストコンシャスではない層にとっても住居のコストに直結する項目(「太陽光発電が付いているか」)や住居の性能(「冬でも家の中が暖かいか」)が上位となっています。 (ポイントの開き上位15項目抽出)

また、上記の「家計を見直ししている」もしくは「見直ししたい」と答えた主婦(n=380)に絞ってみると、購入前重視と購入後重視の差は「冬でも家の中が暖かいか」が29.5ポイント、「太陽光発電が付いているか」が28.7ポイント、「建てた後の住居コストが高いかどうか(安く済むか)」が27.1%と、高い数値を示し、家計の見直し意向は光熱費など住宅のランニングコストへの意識を高める傾向にあることがわかりました。

■購入前と購入後で変わった住宅の意識

冬は暖かく、ランニングコストの安い家がいい?地域別 買うときに重視しなかった盲点は「建てた後のコスト」と「冬でも暖かい家」と「太陽光」

北海道・東北地方では「建てた後のコスト」「冬でも暖かい」が1、2位、関東地方でも「建てた後のコスト」が1位、「冬でも暖かい」が3位、中部では「冬で暖かい」が2位で 「建てた後のコスト」が3位、 近畿、九州・沖縄地方でも「冬でも暖かい」が 1位となりました。 また「太陽光発電が付いているか」も中部、中国・四国地方で1位、北海道・東北地方、関東地方では4位、九州・沖縄地方で3位になるなど、太陽光発電による光熱費のコストダウンを期待している結果となりました。 気象庁の予報で寒くなると言われている今年の冬ですが、猛暑の後の厳冬に向けてコストコンシャスな住居を求める声は大きくなりそうです。

「光熱費が安くなる住宅」 住みたい 97.3%

「あなたは、住宅価格は同じで、光熱費が劇的に安くなる住宅があったら、住んでみたいと思いますか」という問いに対し、「住んでみたい」と答えた主婦がおよそ40%、「やや住んでみたいと思う」と答えた主婦がおよそ58%(合わせて97.3%)に上りました。
光熱費が高いと感じる/感じない、光熱費削減に関する努力・工夫していることがある、ないにかかわらず、その購入希望度が高いことが判りました。
住宅購入の前は、購入してからランニングコストがどのくらいかかるかを調べておいたほうが良さそうです。

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