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<アパート入居者アンケート調査を実施>
—単身男性は「デジタル環境」、意外に高い単身女性の「ペット可」ニーズ —

2007年5月18日
積水化学工業株式会社
 積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:東郷逸郎)は、積極的賃貸派が増えている中、入居者ニーズを反映した魅力的な賃貸住宅の商品開発を進めることを目的に、定期的なアンケート調査を行っています。今回の調査では、一般的に言われている入居者のアパート決定理由と世帯別に異なる重視項目について確認しました。
 人口はピークを越え減少傾向にありますが、晩婚化などによる単身世帯の増加が顕著で、少数世帯化が進み世帯数は伸びています。そのため、今後も世帯別の入居者ニーズに合った質の高い賃貸住宅が求められてくると考えています。
□ 調査結果のポイント

1.アパート決定理由

 ・1位は「家賃」。2位は単身者「交通の便」、ファミリー層「駐車場の確保」
 ・単身者向けは狭さが不満、広い部屋が決め手に

2.部屋選びの最重視ポイント

 ・「外観」、「性能」より「間取り」(居住空間)、「設備」、「環境」を重視

3.世帯別重視項目

 ・単身男性は「デジタル環境」に関心、単身女性は「防犯設備」、「サニタリー」を重視
 ・子育て世帯は「安全面」(耐震性)、「健康面」(シックハウス対策)を優先して選択

4.ペット可のニーズ

 ・夫婦・カップルと単身女性に高いニーズ

5.キッチンのオール電化

 ・夫婦・カップル、夫婦と子供世帯では50%が希望
□ 調査概要
【調査対象】 セキスイハイムアパート入居者(首都圏、近畿圏、中部圏、東海圏)
【調査手法】 郵送アンケート形式
【有効回答数】 327人
【調査期間】 2006年11月中旬~12月初旬

1.アパート決定理由

1位は「家賃」。2位は単身者「交通の便」、ファミリー層「駐車場の確保」
 部屋探しの時、部屋を決めるポイントはいくつかありますが、決定理由のスコアが高いのは何といってもまず「家賃」。単身者もファミリー層も「家賃が予算に合った」が1位もしくは2位。家賃以外の決定理由は世帯構成によって異なっており、例えば「交通の便」は単身男性29.9%、単身女性31.3%、夫婦・カップル20.0%、夫婦と子供16.7%。10ポイント以上の格差があります。
 逆に夫婦・カップル、夫婦と子供世帯で45~50%という高いスコアの「駐車場の確保」は単身男性34.3%、単身女性26.0%、大きな格差があります。単身者は「交通の便」、ファミリー層は「駐車場の確保」が部屋を探す決め手となっています。

単身者向けは狭さが不満、広い部屋が決め手に
 スコアとしては低いものの単身者とファミリー層で異なる意外な決定理由として注目したいのが「住宅が広い」。住宅の広さを決定理由としてあげたのは単身男性26.9%、単身女性18.0%。これに対して夫婦・カップル8.6%、夫婦と子供は10.4%。単身者の方が住宅の広さが決定理由としている比率が高くなっています。これは単身者向けのアパートは狭いものが多く、もっと広々とした生活をしたいといった願望の裏返しともいえるでしょう。
 「慣れ親しんだ街」を決定理由にあげたのは単身男性6.5%、単身女性7.3%に対し、夫婦・カップル19.0%、夫婦と子供27.1%。子供がいるファミリー層は慣れ親しんだ街でアパートを探す傾向がうかがえます。

2.部屋選びの最重視ポイント

「外観」、「性能」より「間取り」(居住空間)、「設備」、「環境」を重視
 部屋選びの最重視ポイントとしてスコアが高いのは「間取り」(居住空間)、「設備」、「環境」。「外観」や「性能」は意外とスコアが低いのが注目されます。世帯構成別に重視ポイントを表にすると以下の通りです。

【世帯構成別重視ポイント】 単位(%)
  単身男性 単身女性 夫婦・カップル 夫婦と子供
外観・共用部分 23.1 30.9 28.6 27.1
性能 38.5 32.6 41.9 39.6
間取り 78.5 83.3 88.6 81.3
設備 61.5 82.3 76.2 72.9
環境 55.5 61.1 75.7 78.7

 単身男性は他に比べていずれの項目もスコアが低くなっているのが注目されます。ただ「性能」については夫婦と子供の39.6%に次ぐ38.5%で、単身男性は「性能」重視ということが言えそうです。

3.単身者が重視する設備・仕様

単身男性は「デジタル環境」に関心、単身女性は「防犯設備」、「サニタリー」を重視
 「家賃がアップしても欲しい」+「あって当然」とする設備・仕様で、単身男性の特徴的なニーズは「光ファイバーなどのデジタル環境」が高いスコアとなっていること。家賃がアップしても70%が欲しいとしています。対照的に単身女性はわずか32%しかありません。
 単身女性のニーズが高いのは「ディンプルキー」84%(単身男性60%)、「防犯合わせガラス」77%(同41%)、「室内洗濯機置き場」95%(同79%)。男性と女性では重視ポイントがかなり違っています。

<世帯構成別:単身男性>
 
<世帯構成別:単身女性>

4.ファミリー層が重視する設備・仕様

子育て世帯は「安全面」(耐震性)、「健康面」(シックハウス対策)を優先して選択
 子供のいるファミリー層で希望する人が多く、かつ強く必要と思っている(家賃がアップしても欲しいと思っている)ものは、「安全面」(建物の構造、鉄骨・鉄筋など耐震性を重視)、「健康面」(シックハウス対策)の設備・仕様。子供のいる世帯だけに健康面の関心が高く「シックハウス対策」は70%以上が希望し、ほぼ同じ比率で家賃がアップしても必要だと答えています。「建物の構造」についても65%が希望し、家賃がアップしても70%が欲しいと答えています。
 単身者では「備え付けエアコン」のニーズが高いのに対し(90%弱が要望)、夫婦・カップル、夫婦と子供は60%内外。30ポイント近い差が出ています。

世帯構成別:夫婦・カップル
 
世帯構成別:夫婦と子供

5.ペット可のニーズ

夫婦・カップルと単身女性に高いニーズ
 ペット可にすれば多少家賃が高くても入居者はいるといわれていますが、家賃がアップしてもペット可のニーズは夫婦・カップル45%、単身女性42%、夫婦と子供35%、単身男性15%。単身女性と夫婦・カップルのペット可ニーズが強いのが注目されます。

6.キッチンのオール電化

夫婦・カップル、夫婦と子供世帯では50%が希望
 IHクッキングヒーターなどキッチンのオール電化ニーズが高まっています。オール電化のニーズは夫婦・カップル、夫婦と子供世帯で高く、50%近くが希望し、家賃がアップしても欲しい設備としています。単身男性もキッチンのオール電化を同じ程度に希望していますが、家賃がアップしてもというのは25%に少なくなります。

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