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— 子育て家族向けに「発達心理学」に基づいた提案をパッケージ化—

『Familin'Heim(ファミリンハイム)仕様』を発売


2009年2月3日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二)は、「発達心理学」※1に着目し大学との共同研究で生まれた、子育て家族にやさしい住まいの提案をパッケージ化、『Familin'Heim(ファミリンハイム)仕様』として2月21日(土)より全国で発売します。
注文住宅市場においては、40歳未満の世代が53.4%(2007年度住宅金融支援機構フラット35利用者調査)を占めるなど、子育て世代のボリュームが増加しています。当社では市場の状況を鑑み、子育て世代をターゲットにした商品について更なる強化を図るため、2007年1月からお茶の水女子大学大学院の菅原教授※2と子育てプロジェクトをスタートさせました。2008年6月にはその共同研究※3の集約内容を「5つのファミリンエッセンス」((1)「自分のゆとり」 (2)「みんなの個性」 (3)「家族のつながり」 (4)「子どもの"じりつ"」 (5)「住まいのみらい」)からなる「Familin'Heim」としてブランド化しています。
『Familin'Heim仕様』では、研究の成果をもとに子育てに非常に有効な設備である「ウォームファクトリー」を中心に「5つのファミリンエッセンス」として効果的なアイテムを集約し、「お手本プランブック」にまとめました。また、新たに子育て世代向けの資金計画「新LCCシミュレーション」も導入するなど、子育て世代のお客様に対して訴求力を強化します。

『Familin'Heim仕様』の特長

1.「自分のゆとり」を実現する「ウォームファクトリー」

冬の寒さから来るストレスや暖房コストを軽減して精神的・経済的な「ゆとり」をもたらす、「あったかハイムキャンペーン」でも好評の「ウォームファクトリー」を採用。さらに、快適なオープンプランを実現するため「ウォームファクトリー」の最適利用を可能にした「部屋別配置システム」も用意しました。

2.「みんなの個性」を高める「Pit(ピット)」と「光熱費ナビ」

視線の高さを変えることにより親が自分の世界を確保でき、家族の様子も把握可能な「Pit」(階段踊り場)を採用。親の日常生活を手本として見せることで子どもの興味と関心も刺激します。また太陽光発電の発電量や消費電力量などを表示できる「光熱費ナビ」で、家族全員での環境学習も促進します。

3.「家族のつながり」を促進する「立体大空間」と「オープン階段」

耐震性で品確法最高等級となる複合型地震動吸収システム「GAIASS(ガイアス)」を標準採用し、内部空間の間仕切りを最小限にした「立体大空間」を実現。さらに、高い断熱性能を活かした「ウォームファクトリー」を背景として、リビング内に「オープン階段」を配置。家全体がつながることで家族のコミュニケーションを円滑にし、子どもの心の成長や社会性を養うプランニングを提案しています。

4.「子どもの"じりつ"」をサポートする「可動収納」

2階空間も「GAIASS」のメリットをより発揮させ、可変性のある構造となっています。「可動収納」を採用することで、子どもの成長や自立、さらには将来的な家族構成やライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるようにしました。

5.「住まいのみらい」を予測する「新LCCシミュレーション」

当社では、建物に関わる生涯コストとして資金計画「LCCシミュレーション」をご提示してきましたが、今回、インフレ率の変動リスクも含めて時系列で試算が可能な「新LCCシミュレーション」を
新たに導入。将来を考え、子育てに関するライフプランを幅広い視点でサポートしていきます。

■「Familin'Heim」のこれまでの活動について

「発達心理学」を専門とするお茶の水女子大学大学院の菅原ますみ教授の参画を得て、2007年1月から子育てプロジェクトをスタート。菅原教授との共同研究では、「親と子どもの住宅実態調査」を実施。そこで得られたデータを発達心理学上、子育てにおいて重要とされる
(1)「養育者(親)のケア・クオリティ※4」(2)「家族のコミュニケーション※5」(3)「子ども独自の発達促進※6」 の視点から分析。2008年10月より子育て家族の住まいに必要な要素として「5つのエッセンス」を導き出し、「Familin'Heim」ブランドとしてWebサイトなどを中心に発信を行って参りました。

■『Familin'Heim仕様』の特長

1.「自分のゆとり」を実現する「ウォームファクトリー」
(【養育者のケア・クオリティ】に寄与)

発達心理学では、親自身が充実して活き活きと暮らしていることが、子どもの成育にも好影響を与えると言われています。そこで、「Familin'Heim」では親のストレスを軽減し、「ゆとり」ある暮らし方を提案します。
『Familin'Heim仕様』では、鉄骨系住宅メーカー最高水準の高気密・高断熱を実現した温熱性能を利用する、ハイムならではの床下蓄熱暖房システム「ウォームファクトリー」を採用。今冬も「あったかハイムキャンペーン」で好評を博していますが、「ウォームファクトリー」のあたたかさは、オープンな空間であっても冬でも暖かな居室空間を実現。居室環境の悪さから来るストレスを軽減し「ゆとり」をもたらします。また、高気密・高断熱による省エネ性能の高さにより、冷暖房コストの抑制にも寄与。家計の負担を軽減するという 「ゆとり」も生み出します。
さらに、「ウォームファクトリー」の最適利用を図る「部屋別配置システム」も導入。より快適な室内環境づくりを推進しています。

*この度、次世代省エネ基準を大きく上回るQ値(熱損失係数)に加え、C値(相当隙間面積)についても基準値の5.0c㎡/㎡を大きく上回る2.0c㎡/㎡を全戸建商品で達成しました。

2.「みんなの個性」を高める「Pit」と「光熱費ナビ」
(【家族のコミュニケーション】【養育者のケア・クオリティ】【子ども独自の発達促進】に寄与)

家族の好きな物や思い出の写真などを集めた「家族ギャラリー」など、家族らしさの詰まった共有スペースを設けることは、子どもの情操教育と個性を育てるのに一役買います。そんなスペースに利用でき、コミュニケーションを高めてくれるのが、階段踊り場を拡張させた「Pit」。簡単なワークスペースとしても使えますが、家族の視線を適度に遮れるため自分の世界を持ちながら、子どもの様子も伺い知れる場所。また、子どもが親の立ち居振る舞いを見ることもできるので、「親の背中を見ながら子どもが個性を育てる」効果も期待できます。
このほか、太陽光発電システムを設置されるお客様には 「光熱費ナビ」をご用意。太陽光発電システムによる発電量や消費電力量の確認ができる「光熱費ナビ」は、入居者の意識を高めることによる光熱費の抑制効果が期待できるほか、排出するCO2量についても知ることができるため、子どものエコ意識も育みます。

3.「家族のつながり」を促進する「立体大空間」と「オープン階段」
(【家族のコミュニケーション】【子ども独自の発達促進】に寄与)

家族のコミュニケーションを円滑にするためには(1)自然と会話をしやすくする(2)集まる機会を多くする(3)体験をできるだけ共有することがポイント。これらを実現するためには平面的にオープンな空間づくりを行うことに加え、立体的にも空間を広げることが効果的です。
『Familin'Heim仕様』では鉄骨ユニット工法による躯体構造(ボックスラーメン構造)に加えて高性能耐力外壁を採用した、業界トップレベルの耐震性を誇る複合型地震動吸収システム「GAIASS(国土交通大臣認定)」を標準採用。内部空間をごく少ない梁と柱のみで支えられるため、間仕切りを最小限にし、階段踊り場を拡張させた「Pit」や吹き抜けを設けて縦方向にもつながりのあるオープンなプランニングが可能です。さらに、断熱性の高さと「ウォームファクトリー」の効果で家全体の温度差が少ない、というメリットを活かしてリビング内に開放感あふれる「オープン階段」を配置。子どもが個室を与えられる時期になっても、家族がいるLDKを必ず通るプランニングでコミュニケーションが図りやすい環境を作り出します。

4.「子どもの"じりつ"」をサポートする「可動収納」
(【子ども独自の発達促進】に寄与)

子どもは成長に伴って、興味の対象や生活習慣も大きく変化させていきます。そんな 子どもの「自立」と「自律」のためには、成長段階に応じてそれぞれ適切な間取りが存在します。したがって間取りが固定されてしまうような制約の多い構造ではなく、可変的で柔軟性のある構造が理想的。「GAIASS」によって内部空間は元々増改築に適した構造となっていますが、さらに「可動収納」を採用し、日常的な可変からライフステージの変化にまで、ほぼ大掛かりな工事をすることなく容易に対応できるように配慮しています。例えばライフスタイルの変化への対応として、
2階は「広々とした家族寝室」(乳幼児期)
→ 「自立を促す適度な間仕切りの子ども部屋」(小学校低学年)
→ 「子どもだけで過ごせる部屋」(小学校高学年)
→ 「家族の気配を適度に感じさせる独立した個室」(中学生以上)
と、子どもたちの成長と自立の度合いに応じて空間をフレキシブルに変更できます。もちろん、子どもが独立した後には、主寝室と夫婦それぞれの趣味の部屋などといった変更も可能です。

5.「住まいのみらい」を予測する「新LCCシミュレーション」
(【養育者のケア・クオリティ】に寄与)

当社では以前よりLCC(建築費・維持管理費・光熱費など建物に関わる生涯コスト)を重視し、独自の「LCCシミュレーション」をご提示していましたが、これをさらに進め、インフレ率の変動リスクまでも含めて時系列(5年ごと60年後まで)でトータルに試算する  「新LCCシミュレーション」を新たに導入しました。ご家族状況のヒアリングを元に今後の教育資金や老後資金を加えることで、子育てに関するライフプランも含め幅広い視点でサポートできます。

■今後の活動について

「Familin'Heim」の支援活動としては既に、昨年10月に明治大学の齋藤孝教授プロデュースによるオリジナル家具「Wepi(ウェピ)」を、セキスイインテリア(株)を通じて発売。このほか、立命館大学 陰山教授のFMラジオ番組への後援などを行っています。今後もこのような有識者とのコラボレーションを積極的に推進する構えです。

■販売価格

3.3㎡あたり60万円台~(モデルプラン119.8㎡ 太陽光発電システム・ウォームファクトリー搭載)

  • ※1「発達心理学」=生涯発達心理学とも呼称され、人間の各発達段階での心的、社会的、身体的な発達とそのための条件、また発達を阻害する要因や発達障害などを含む学問領域のことを指す。
  • ※2 菅原ますみ教授=国立精神・神経センター精神保健研究所、地域・家庭研究室長などを経て、現在お茶の水女子大学大学院教授。専門は発達心理学。
  • ※3 共同研究は、お茶の水女子大学大学院菅原ますみ氏監修の下、山梨大学 酒井厚氏、お茶の水女子大学 松本聡子氏、明星大学 伊藤教子氏、当社研究機関住宅技術研究所と共に調査設計・分析。
  • ※4「養育者(親)のケア・クオリティ」=近年の社会環境(核家族化・地域コミュニティの解体・少子化等)により母親は以前に比べ、ストレスを感じやすい環境におかれており、親の養育の質のもととなる「愛情」のためには心の「ゆとり」を持つことが大切とされている。
  • ※5「家族のコミュニケーション」=親とのあたたかいコミュニケーションを糧に成長することは、子どもが自立した人間関係を築く上で助けになるとされている。
  • ※6「子ども独自の発達促進」=生活のリズムや整理整頓等、生活習慣の基礎は親との日常生活の中で身に付くとされている。

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