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セキスイハイムセキスイハイムの平屋住宅

コラム03

20坪の平屋で理想の間取りを実現!
老後も快適に暮らせる住まいづくりのヒント

太陽光パネルを搭載したシンプルでモダンな平屋住宅の外観

延床面積20坪(約66㎡)の平屋で、自分たちらしい快適な暮らしを実現するには、どんな間取りにすればいいのか悩んでいませんか。
20坪という限られた面積でも、間取りや空間の工夫次第で、ゆとりある快適な住まいは実現できます。
この記事では、間取りタイプごとの特徴や、空間を広く見せる工夫、老後も安心な設計ポイントなどをわかりやすく解説します。
20坪平屋の家づくりに役立つヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

20坪の平屋って
どれくらいの広さ?

20坪の平屋は、延床面積に換算すると約66㎡。6畳の部屋が3〜4室ほど並ぶ程度の広さで、コンパクトな住まいを希望する方に適しています。国の住生活基本計画における居住面積水準では、20坪は1〜2人で快適に暮らせる規模とされており、単身者や夫婦2人の住まいとしては必要十分な面積です。

その一方、間取りの工夫によっては、3人以上の世帯でも快適に暮らすことも可能です。空間を効率よく使う設計や収納の工夫、動線の短縮などを意識すれば、限られた広さでも心地よい住まいに仕上げられます。

20坪の平屋の
メリット・デメリット

ここからは、20坪の平屋を検討するに際し、知っておきたいメリット・デメリットを紹介していきます。

メリット

20坪の平屋は、コンパクトなつくりだからこそ生活動線が短く、家の中での移動がとてもラクになります。各部屋へのアクセスがスムーズで、掃除や洗濯といった日常の家事も効率的にこなせるのが魅力です。

また、床面積が小さいぶん、建築費や光熱費を抑えやすく、ランニングコストも比較的コンパクトに収まる傾向もあります。

ロフトなどを設けなければ階段移動もなく、老後の暮らしにもフィットしやすいことから、生涯にわたって安心して暮らせる住まいを実現できるでしょう。

デメリット

20坪という限られた広さでは、収納スペースや個室数に制約が出やすくなります。その結果、「部屋が足りない」「モノが片付かない」といった悩みにつながることもあります。面積を効率よく使うためには、間取り設計の工夫が欠かせません。

断熱性の確保も重要なポイントです。建物がコンパクトなぶん、窓の配置や断熱材の性能によっては、外気の影響を受けやすくなることがあるためです。さらに、隣家との距離が近い住宅地では、採光や通風がうまくとれず、暗さや湿気が気になるケースもあります。

20坪の平屋では、収納や動線の工夫、断熱仕様や窓の設計といった「限られた面積を活かす工夫」が快適性を左右することを、理解しておくことが大切です。

20坪の平屋では
どんな間取りができる?

続いて、20坪の平屋で考えられる、ライフスタイルや家族構成にあわせた間取りを紹介します。

1LDK:ゆったり暮らせる余裕のある間取り

1LDKは、20坪の平屋のなかでも最もゆとりを感じやすい間取りタイプです。寝室とLDKだけというシンプルな構成だからこそ、LDKの広さをしっかり確保でき、リビングダイニングのくつろぎスペースとキッチンの作業スペースを両立しやすくなります。

また、スペースに余裕があるぶん、広めのW.I.Cやパントリー、土間玄関などを取り入れることも可能です。収納が充実すると、居住スペースがスッキリと保たれ、コンパクトでもゆとりのある暮らしを実現しやすくなります。

一人暮らしや夫婦二人の生活、リタイア後の住み替えにもフィットしやすい、無理のない住まいのかたちと言えるでしょう。

2LDK:2人〜3人暮らしにちょうどいい間取り

2LDKは、20坪の平屋において、居住人数と空間バランスがとりやすい間取りです。主寝室に加えてもう1部屋を確保できるため、2人暮らしではそれぞれの個室として使ったり、客間や趣味部屋、在宅ワーク用の書斎として活用したりと、多目的に使える柔軟性があります。

3人家族であれば、主寝室+子ども部屋という構成も可能です。LDKに一定の広さを確保しながら、個室の機能性も保つには、収納や水まわりの配置を工夫して、動線をコンパクトにまとめるとよいでしょう。暮らし方にあわせ、空間を使い分けたい方にフィットする間取りです。

20坪を活かす間取りの工夫

木の温もりを感じる明るく開放的なLDK空間

限られた広さのなかで暮らしやすく快適な住まいをつくるためには、間取りの工夫が欠かせません。ここでは、20坪というコンパクトな平屋で空間効率を高め、快適性を引き出すための設計のヒントを紹介します。

LDK中心の「廊下レス」の間取りで空間効率を向上させる

20坪という限られた面積を有効に使うには、生活の中心となるLDKを軸にした間取りが効果的です。玄関ホールからすぐにリビングにつながり、そこから各個室へアクセスする「廊下レス」な設計にすることで、移動スペースに取られる面積を抑えつつ、空間効率を高められます。

そうすれば、LDKに家族が自然と集まる動線になるため、コミュニケーションが取りやすくなるのもメリットのひとつです。コンパクトな住まいだからこそ、ムダな空間をできるだけなくし、居住空間としてしっかり使えるスペースを確保することが快適な暮らしにつながります。

勾配天井や吹抜けで開放感を演出する

20坪のコンパクトな平屋でも、空間を広く見せる工夫によって、実際の面積以上のゆとりを感じることができます。その代表的な方法が、勾配天井や吹抜けの採用です。縦方向に視線が抜けることで、圧迫感がやわらぎ、空間全体に開放感が生まれます。

さらに天窓やハイサイドライト(高窓)を組み合わせると、自然光を室内に取り込みやすくなり、明るく居心地のよい空間に仕上がります。LDKのみ天井高を変えてアクセントをつけると、ゾーニングの役割も果たせるのでおすすめです。限られた面積の中でも、「見た目の広さ」を演出する工夫を施しましょう。

デッドスペースを活用し収納力を高める

20坪の平屋では、収納スペースの確保が住みやすさに直結します。部屋数や居住スペースを優先すると、どうしても収納が後回しになりがちですが、ちょっとした「すき間」を見逃さずに活用することで、収納力を大きく向上させることが可能です。

たとえば、勾配屋根の天井高を活かして小屋裏収納やロフトを設ければ、普段使わないモノをスッキリとしまっておけます。さらに玄関や洗面所の壁厚を利用して、ニッチ収納を取り入れるのも効果的です。デッドスペースとなる場所に収納スペースをつくる工夫を積み重ねることで、コンパクトでも片付けやすい住まいに仕上がります。

老後に
やさしい間取りにする
3つのポイント

将来を見据えて家を建てるなら、年齢を重ねても安心して暮らせる間取りを意識することが大切です。ここでは、老後も快適に過ごせる住まいにするために押さえておきたい設計ポイントを3つ紹介します。

段差が少ない設計にする

老後の暮らしを見据えた住まいづくりでは、つまずきや転倒を防ぐために、段差が少ない設計が欠かせません。玄関からリビング、寝室、水まわりまでの動線をできるだけフラットにすることで安全性が高まり、さらに日常の移動や掃除もラクになります。

室内だけでなく、門まわりや玄関アプローチにも配慮が必要です。なるべく段差をなくし、スロープや手すりを設置しておくと、将来の不安を減らせます。また、玄関や室内に引き戸を多く採用すると、開閉の負担を減らし、限られたスペースでも使いやすさを確保できるのでおすすめです。

トイレ・寝室の距離と生活動線をよくする

年齢を重ねるにつれて、夜間のトイレの回数が増える傾向があります。そのため、トイレと寝室の距離はできるだけ近くしておくと、夜間の移動負担を大きく軽減できます。移動距離が短くなれば、転倒リスクやストレスの少ない暮らしにもつながり安心です。

ただし、トイレを寝室のすぐ隣に配置する場合には、音やにおいへの配慮が必要です。壁の厚みを工夫したり、収納スペースなどを間に挟んだりする設計にすると、生活音の干渉を防ぎやすくなります。生活リズムを快適に保つためにも、トイレと寝室の配置は慎重に検討しましょう。

個室や浴室、トイレなどの広さにも配慮する

老後を見据えた住まいでは、部屋の配置だけでなく、各空間の「広さ」も重要なポイントです。介護が必要になった場合や車椅子を使う可能性を考えると、個室や浴室、トイレにはある程度のゆとりが求められます。

たとえば、介助がしやすいように浴室やトイレの出入口を広めに設けたり、将来的に手すりを取り付けたりすることを想定して、壁の下地を補強しておくと安心です。洗面台は立ち座りしやすい位置や高さに設計しておくと、日々の動作もスムーズになります。ライフステージが変わっても、快適に使い続けられる空間づくりが大切です。

20坪の平屋の
おしゃれな間取りプランを
紹介!

20坪の敷地を活かしたコンパクトで機能的な平屋の間取図

こちらは、1LDKながらも開放感と暮らしやすさを両立させた、延床面積20.2坪(66.88㎡)のセキスイハイムの間取りプランの一例です。LDKと主寝室をしっかり確保しながらも、動線や視線の抜けを意識した設計によって、実際以上の広さを感じられる空間に仕上がっています。

リビングとダイニングの位置を少しずらすことで、ひとつながりの空間に緩やかに区切りをもたせているのも特徴です。

緑に囲まれた平屋の庭のテラスで家族が食事をたのしむシーン

また、デッキへはリビングと主寝室のどちらからでもアクセスできるようになっており、うちとそとのつながりを意識した開放的な暮らしが叶います。

コンパクトでも快適に暮らせる好例として、ぜひ参考にしてみてください。

20坪の平屋に
必要な土地の広さは?

更地に立てられた売地の看板

土地の広さを検討する際は、建物の大きさだけでなく、建ぺい率(敷地に対する建築面積の割合)の影響も考慮が必要です。たとえば、建ぺい率50%のエリアで20坪(約66㎡)の平屋を建てる場合、最低でも40坪(約132㎡)以上の土地が必要になります。

ただし、これはあくまで建物だけの面積に対する目安です。住まい全体の使い勝手を向上するには、駐車スペースや庭、アプローチといった外構部分を含めて検討が必要です。

土地を探す時は、今後どのような暮らし方をしたいかも視野に入れて、必要な広さを逆算することをおすすめします。

まとめ

太陽光パネルと木目調外観が映える庭付き平屋住宅

20坪の平屋を快適に仕上げるには、間取りや収納、動線の工夫に加えて、将来のライフスタイルを見据えた設計の視点も大切です。自分たちに合った暮らしを実現するために、空間の使い方や動線、光や風の取り入れ方まで意識してプランを検討していくことが重要です。

セキスイハイムでは、多彩な平屋ラインナップをご用意しています。間取りの相談やお見積もりもオンラインで手軽にお申し込みいただけますので、ぜひ以下のページからご確認ください。

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