積水化学の水害対策テクノロジー
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積水化学の
水害対策テクノロジー
液状化・浸水への備えを徹底解説

近年、ゲリラ豪雨や大型台風による浸水被害、そして地震による地盤の液状化被害が各地で相次いでいます。いずれも「水」が引き金となって暮らしやライフラインを脅かす点は共通しています。こうした水害リスクを減らすため、積水化学工業は「液状化対策」と「浸水対策」の両面から、暮らしと社会インフラの安全を支えます。

液状化対策では、地盤のゆれや変位に強い耐震型ポリエチレン管「エスロハイパー」や「エスロンRCP」・「エスロンリブパイプ」を使い、断水や漏水といったライフラインの被害を抑めます。

浸水対策では、雨水貯留浸透システム「クロスウェーブ」が豪雨時の雨水を地下に貯めて、まちの浸水被害(内水氾濫)の軽減に寄与します。

地震時の地盤から暮らしを守る 「液状化対策」

液状化とは?その発生メカニズム
液状化とは?その発生メカニズム

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液状化とは、地下水位の高い砂質の地盤が地震の強い揺れを受けたときに起こる現象です。普段は互いにかみ合って地盤を支えている砂の粒子が、揺れによって間隙水圧(粒子のすき間にある水の圧力)が高まることでバラバラになり、地盤全体が水に浮いたような状態になります。その結果、地盤は建物やインフラを支える力を失ってしまいます。

液状化による被害

液状化が起こると、地上・地下の双方でさまざまな被害が生じます。とくに上下水道などのライフラインは、一度損傷すると復旧に時間がかかり、生活への影響が長く続くおそれがあります。

  • 建物の傾き・不同沈下
  • 地中の上下水道管の破損による断水・漏水
  • 地表への噴砂、道路の陥没・段差

液状化対策の考え方と積水化学工業の関連製品

液状化対策は、大きく分けて、地盤そのものを強化・改良する地盤対策と、地中のライフラインを「壊れにくく・浮きにくく」する対策の2つの視点で進めます。積水化学工業は、地震や地盤の変位に強い管路・継手などで、地盤対策とあわせたライフライン全体の被害低減に貢献しています。

エスロハイパー(水道管耐震型ポリエチレン管)
エスロハイパー(水道管耐震型ポリエチレン管)
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■ 関連ページ: 「エスロハイパー」
管自体が柔軟に変形して、地盤の動きに追従する耐震型のポリエチレン管です。継手部を含めて融着で一体化できるため、抜けや破損による漏水・断水のリスクを抑え、災害に強い水道インフラを支えます。軽量で施工性が高く、被災後の早期復旧にも寄与します。
エスロンRCP・エスロンリブパイプ など
下水道や雨水排水に用いられる強度の高い管材です。砕石基礎の適用が可能で、軟弱地盤や液状化が懸念される現場でも、地盤条件に応じた施工に対応できます。耐食性にも優れ、管路機能の維持に貢献します。
エスロンRCP・エスロンリブパイプ など
エスロンプラスチックリブパイプ
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豪雨の浸水から暮らしを守る 「浸水対策」

都市型水害(内水氾濫)の増加

内水氾濫とは、下水道や水路の排水能力を超える雨によって、市街地に水があふれる現象です。アスファルトやコンクリートで覆われた都市では、降った雨が地面にしみ込みにくく、一気に下水道や水路へ流れ込みます。下水道の処理能力を超える雨が降ると、マンホールから水があふれたり、低い土地に水がたまったりして浸水被害が広がります。こうした都市型水害は、河川があふれる洪水とは別に、市街地のどこでも起こりうる身近な水害です。
都市型水害が起こるしくみ
都市型水害が起こるしくみ
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浸水への備えは、まず自分の地域のリスクを知ることから始まります。国土交通省や各自治体が公開するハザードマップでは、浸水が想定される区域や浸水の深さを地図で確認できます。自宅や施設が内水氾濫・浸水のリスクが高い場所かどうかを事前に把握しておくことが、浸水対策の第一歩です。

浸水対策の考え方=「雨水の流出抑制」

ひとくちに浸水対策といっても、防水対策・冠水対策・雨水対策・内水氾濫対策・洪水対策など、さまざまな観点や呼び方があります。その多くに共通する基本の考え方が、降った雨をいったん貯めて、下水道や河川へ流れ出る量とスピードを抑える「雨水の流出抑制」です。地下に雨水を一時的にためる「雨水貯留」と、地中へゆっくり染み込ませる「浸透」を組み合わせることで、ピーク時のあふれを抑えられます。
※行政によって「貯留」か「浸透」を指導されます。
①雨水貯留浸透システム「クロスウェーブ」
雨水貯留浸透システム「クロスウェーブ」
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クロスウェーブとは、プラスチック製ブロック材を地下に積層して雨水を貯める、積水化学工業の雨水貯留浸透システムです。再生ポリプロピレン樹脂製のブロック材を直角に交差させて地下に積み上げることで、高い空隙率と構造の安定性を両立。駐車場下や公園・グラウンドなどの地下を有効活用しながら、豪雨時の雨水を効率よく貯留・浸透させ、まちの浸水リスクを低減します。
■主な特長は次のとおりです。
  • 空隙率 約95%:コンパクトな空間でも高い貯水能力を確保
  • 耐荷重 T-25車両の通行に対応(一般道路を除く):
    駐車場下、公園・グラウンド地下などに設置可能
  • 「貯留」と「浸透」の両方式に対応:現場の地盤条件に合わせて使い分け可能
1998年の発売以来、公共施設から民間施設まで幅広く採用され、累計で約15,500件・350万m³におよぶ施工実績があります(全国都道府県採用率97%)。学校のグラウンドや公園、商業施設の駐車場など、さまざまな場所で都市の治水を支えています。
※2025年3月末現在
■ 関連ページ: 「クロスウェーブ」
②止水板 プラバリア
止水板 プラバリア
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集中豪雨や内水氾濫時に、建物の出入口からの浸水リスクを減らす樹脂製の簡易止水板です。
軽量で持ち運びや設置が容易なうえ、設定角度を調整できるため、さまざまなレイアウトに柔軟に対応します。
マンションや工場・倉庫、商業施設などの浸水対策として、被害の軽減に貢献します。
【使用例】
止水板 プラバリア
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■ 関連ページ: 「止水板 プラバリア」
③エスロン圧力開放フタ(マス・マンホール用)
④エスロン圧力開放フタ(マス・マンホール用)
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集中豪雨などで雨水が一気に流れ込み、マス内・管内の圧力が急上昇すると、マンホールやマスのフタが押し上げられて飛散するおそれがあります。エスロン圧力開放フタは、圧力を逃がしながらフタの位置を保つことを目指した設計で、内水氾濫時の通行人や周囲の安全確保と、被害拡大の防止に役立ちます。

積水化学工業の水害対策ソリューション まとめ

水害への備えは、地震時の地盤に備える「液状化対策」と、豪雨時の雨水に備える「浸水対策」の両輪で考えることが大切です。積水化学グループは、それぞれの場面に応じた製品で、住宅から公共インフラまで幅広く安全を支えています。

当社のまちづくりにおいても、水害リスクへの配慮は重要なテーマの一つです。計画地の条件や事業内容に応じて、積水化学グループの技術や製品を活用しながら、防災・減災に配慮したまちづくりを進めています。

積水化学工業では、水害に限らず、さまざまな災害リスクから暮らしと社会インフラを守る幅広いソリューションを展開しています。当社の多角的な取り組みや実際の導入事例については、ぜひ関連ページもあわせてご覧ください。
※すべての物件に該当するわけではありません。※物件によって採用内容が異なります。
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