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プレスリリース

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エネルギー自給自足の暮らしを街単位で普及加速へ
工場生産化率を追求した『スマートパワーステーションα』を発売

  • ■工場生産化率の向上で、高性能・高コストパフォーマンスを実現
    ■「スマートハイム+新ウォームファクトリー」を標準搭載
    ■豊富な外観バリエーションで、分譲地の街並みを構築

2015年4月16日
積水化学工業株式会社

 積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:関口俊一)は、工場生産化率を追及し、コストパフォーマンスを大きく向上させた、エネルギー自給自足住宅※1の普及型モデル『スマートパワーステーションα(アルファ)』を4月25日(土)より全国(北海道、沖縄および積雪地域を除く)で発売いたします。
 当社では、2013年7月に、2020年までに政府が普及を目指す「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」のZEH補助金対応仕様を標準化した“未来基準の家”『ミライクラス』シリーズを発売するなど、省エネや創エネ性に優れた住宅供給に注力してきました。さらに、2013年10月に販売開始した「スマートパワーステーション」は、30坪台の標準的な住宅規模でありながら、大容量の太陽光発電システムと定置型リチウムイオン蓄電池「e‐Pocket(イー・ポケット)」、コンサルティング型HEMS「スマートハイム・ナビ」の3点セットを標準搭載し、高い環境性や経済性を実現することから、お客様のご好評を得て当社の主力商品となっています。
 今回発売する『スマートパワーステーションα』は、「スマートパワーステーション」をベースに、工場生産化率の向上により、これまで現場作業にかかっていた工数のうち10%を削減、さらに、暮らしに“ちょうどいい”サイズの「スマートハイム」メニューの標準搭載で、より多くのお客様にエネルギー自給自足を目指す暮らしをご提案できる、コストパフォーマンスの高さを実現しています。
 また、当社は分譲住宅事業において、2012年12月より上記3点を標準搭載した「スマートハイム」による分譲地「スマートハイムシティ・プロジェクト」を開始。現在では全国に1,880区画の「スマートハイムシティ」を展開しております。増税等による住宅取得予算の減少や、住宅購入ターゲットのボリュームゾーンが若年化している市場の中で、今後、分譲住宅市場はさらに伸長が見込まれます。『スマートパワーステーションα』は、「スマートハイム」メニューを標準搭載しながらも、分譲住宅の普及価格帯を実現。これまで戸建市場において、スマートハウスのリーディングカンパニーとしてエネルギー自給自足住宅の促進をしてまいりましたが、『スマートパワーステーションα』の分譲地への導入により分譲市場においても、エネルギー自給自足住宅の街単位での普及促進を行ってまいります。
※1 自分の家で発電した電力を可能な限り、売電するのではなく自分の家で賢く使用する住まい

『スマートパワーステーションα』の特長

1.工場生産化率の向上で、高性能・高コストパフォーマンスを実現

 2013年の発売以降、累積販売3000棟超※2と好調な「スマートパワーステーション」をベースに、生産工場の魅力化推進計画の一環である、現場作業の工場取込の徹底により、これまで現場で手間のかかっていた屋根&太陽光パネル・バルコニー・玄関ポーチといった外回りの大型部品を工場内でユニットに取付。さらにキッチンやクロセット・トイレ等クローズ空間の内装工事までを工場で行うことにより、これまで現場作業にかかっていた工数のうち10%を削減し、コストパフォーマンスを向上しています。

2.「スマートハイム+新ウォームファクトリー」を標準搭載

 『スマートパワーステーションα』は、ZEH達成可能な“ちょうどいい”サイズの「スマートハイム」メニュー※3を標準搭載することにより、「スマートパワーステーション」よりもお値ごろな「普及型エネルギー自給自足住宅」として、高い経済性を実現しています。さらに、温水ヒートポンプ式床下ふく射暖房「新ウォームファクトリー」の標準搭載で冬の快適性にこだわりつつも、高い「経済性」「環境性」を実現しています。

3.豊富な外観バリエーションで、分譲地の街並みを構築

 白を基調としたシンプル&スクエアな住宅外観をベースに、豊富な外壁貼分バリエーションとアルファユニットの組み合わせにより、個性と統一感を両立した魅力ある街並みを構築します。
 『スマートパワーステーションα』の導入により、分譲市場においても、「エネルギー自給自足住宅」のさらなる拡大を目指します。

※2 2013年10月~2015年3月の契約実績
※3 約5~8kWの太陽光発電システム、HEMS、4.4kWhの屋内置き蓄電池

■新商品『スマートパワーステーションα』の開発背景

 国土交通省が2015年1月に発表した2014年の新設住宅着工統計(年計)によると、新設住宅着工数の総計では前年比9.0%減の89万2,261戸となりました。これを利用関係別でみると、持家が同19.6%減の28万5,270戸、貸家が1.7%増の36万2,191戸、分譲住宅が同10.0%減の23万7,428戸となっていました(マンション含む。分譲戸建同7.0%減、12万5,421戸)。このデータで注目すべきは、持家(注文住宅)と分譲住宅の減少幅の違いです。後者の方は減少幅が小さくなっており、新設住宅着工の中での割合を増していました。これは特に取得予算が減少する中で分譲住宅を求める層が増えていること、中でも住宅購入ターゲットのメインボリュームである若年層にそうした傾向が強まっていることを示唆しています。
 一方で、環境意識の高まりや、光熱費の削減、災害時の安心・安全といった住まいへのニーズは強まっており、エネルギー自給自足も含めた高性能・高品質の住まいであることも、分譲住宅間の差別化において大切な要素となります。加えて「空き家問題」などが深刻化する中、これからは長期にわたり資産価値が維持される分譲住宅であることもお客様から選ばれるポイントになります。
 新商品『スマートパワーステーションα』の導入には、このような背景があり、特に地方及び、都市近郊を中心とする分譲住宅事業の強化を狙いとしたものです。

■新商品『スマートパワーステーションα』の特長

1.工場生産化率の向上で、高性能・高コストパフォーマンスを実現

 『スマートパワーステーションα』は、2013年の発売以降、累積販売3000棟超と好調な「スマートパワーステーション」をベースに、工場生産化率の向上で高コストパフォーマンス化を実現した新商品です。
 2015年1月に発表した、生産工場の魅力化推進計画の一環である、現場作業の工場取込の徹底により、これまで現場で手間のかかっていた作業を大幅に工場内で施工しています。
 「スマートパワーステーション」で開発した太陽光パネル一体型屋根は、これまで現場作業でユニットへの取付を行っていましたが、『スマートパワーステーションα』では工場内でユニット取付まで実施することで、現場作業を削減。さらにバルコニー、玄関ポーチといった外回りの大型部品を工場内でユニットに取付。また、キッチンの設置や、クロセット・トイレ等クローズ空間の内装工事までを工場で行うことにより、これまで現場作業にかかっていた工数のうち10%を削減し、高いコストパフォーマンスを実現しています。

2.「スマートハイム+新ウォームファクトリー」を標準搭載

通常のエアコンによる暖房に比べ、一階の室内温度を一日中一定に保つことができるため、冷え込む朝でも快適に。廊下や洗面室等の非居室も経済的に暖めることができます。  『スマートパワーステーションα』は、当社の16万棟を超える搭載実績のある太陽光発電システムのノウハウや、光熱費コンサルティングサービスやHEMSを通じて蓄積されたビッグデータを活かし、住宅規模に応じて設定された、ZEH達成可能な“ちょうどいい”サイズの「スマートハイム」メニューを標準搭載。
 約5~8kWの太陽光発電システム・4.4kWhの屋内置き蓄電池システム・HEMSの3点セットを標準搭載し「スマートパワーステーション」よりもお値ごろな「普及型エネルギー自給自足住宅」として、高い経済性を実現しています。また、4.4kWhの屋内置き蓄電池システムは、これまでよりも更に小型・軽量化、2階への設置も可能でプラン対応力を強化しています。さらに業界最長の20年保証※4も実現。これは工場生産により実現できる、高気密・高断熱によって室内の温度環境が安定しているセキスイハイムだからこそ実現ができました。
 また、1階全体を足元からじんわりあたためる温水ヒートポンプ式床下ふく射暖房「ウォームファクトリー」を標準搭載。1階全体の温度差を、一日を通して軽減でき、冬場の高い快適性を実現しつつも、高い「経済性」「環境性」を達成することが出来ます。

※4 20年保証は蓄電池の容量(定格容量の50%)の保証となります。パワコンは15年保証となります。

3.豊富な外観バリエーションで、分譲地の街並みを構築

 白を基調としたシンプル&スクエアな外観の『スマートパワーステーションα』で織り成す街並みを、『スマートハイムシティ ホワイトアベニュー』として、全国(北海道、沖縄および積雪地域を除く)で展開を開始します。
 『スマートハイムシティ ホワイトアベニュー』は、豊富な外壁貼分バリエーションとアルファユニットやインナーバルコニーなどの凹凸感のあるメニューの組み合わせにより、個性的な街の表情と、統一感を両立した魅力ある街並みを構築します。凸部分の室内はテラスや家事コーナー、書斎など「プラスアルファ」を楽しめる「アルファスペース」を設けています。これは自分のための時間や家族のコミュニケーションなど、暮らしに「ゆとり」をもたらす提案となっています。
 「スマートハイム」メニューを標準搭載しながらも、分譲住宅の普及価格帯を実現する『スマートパワーステーションα』によって分譲市場においてもエネルギー自給自足住宅の街単位での普及を図ります。

SMARTHEIM CITY WHITE AVENUE

COLOR

■『スマートパワーステーションα』の販売目標

◆2015年度:500棟(内、分譲建売 200棟)
◆2016年度:1,000棟(内、分譲建売 400棟)

■『スマートパワーステーションα』の販売価格

◆3.3㎡あたり58万円台から(標準仕様)

『スマートパワーステーションα』の外観・街並みイメージ

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