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キッズデザイン博2009に「Familin'Heim(ファミリンハイム)」を出展

家事や育児をもっと楽しむ住まいづくりを提案

■お茶の水女子大学大学院・山梨大学と共同研究(モニターは601世帯1423人)
■発達心理学の視点から母親のストレス軽減策を提案

2009年7月28日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社住宅カンパニー(プレジデント;高下貞二)は、第3回キッズデザイン賞を受賞した「Familin'Heim(ファミリンハイム)」を「キッズデザイン博2009」(8月6日(木)~9日(日)、会場:東京都港区北青山のTEPIA)に出展、家事や育児をもっと楽しむ住まいを提案・訴求します。
キッズデザイン賞は子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン、創造性と未来を拓くデザイン、そして、子どもたちを産み育てやすいデザインの製品・サービス・プログラム・活動などを顕彰する制度で、第3回キッズデザイン賞は、(1)商品デザイン部門 (2)建築・空間デザイン部門 (3)コミュニケーション部門 (4)リサーチ部門に302点の応募があり、182点が受賞作品に選出されました。当社の「Familin'Heim(ファミリンハイム)」は建築・空間デザイン部門で受賞しています。
「キッズデザイン博2009」では、受賞作品を展示するほかシンポジウム、ワークショップなども開催されます。当社では2009年2月及び4月に発売した「ファミリンハイム仕様」「bj new ファミリンスタイル」で行った、家事や育児を楽しむ住まいの提案内容に加え、立命館大学の陰山英男教授や明治大学の齋藤孝教授との良好な学習環境を形成するコラボレーション企画についても展示・紹介させて頂きます。

キッズデザイン賞受賞「Familin'Heim(ファミリンハイム)」の概要

1.発達心理学の視点から子育て世代向け住宅を提案
従来の住宅メーカーにはなかった「発達心理学」という視点を導入。子育てのためには母親のストレス軽減が重要など、3つの要素に着目し、「わたしイキイキ、子どもスクスク」をテーマに、家事や育児を積極的に楽しむ住まいを提案しています。
2.お茶の水女子大学大学院・山梨大学と共同研究(モニターは601世帯1423人)
発達心理学を専門とするお茶の水女子大学大学院・菅原ますみ教授※1らと共同研究を実施。601世帯、1,423人を対象に親と子どもへのアンケート調査を行い、その結果分析から発達心理学上で子育てに必要とされる3要素を子育て住まいのキーワード「ファミリンエッセンス」へと結び付けています。
3.「5つのファミリンエッセンス」を具現化したプランニングやメニューを提案
5つの「ファミリンエッセンス」((1)自分のゆとり (2)みんなの個性 (3)家族のつながり (4)子どもの「じりつ」 (5)住まいのみらい)を具体的に反映し、家事や育児をもっと楽しむことができ、ゆとりを生む工夫を凝らしたプランニングやメニューを開発。乳幼児期から青年期に至るまでのトータルな家族生活の提案を行っています。

■発達心理学に着目した子育てにやさしい住まい

核家族化、地域コミュニティの崩壊、少子化により母親は以前に比べ、ストレスを感じやすい環境に置かれています。住宅メーカーの提案から一歩抜け出し、発達心理学という新しい視点で子育てにやさしい住まいづくりに挑戦しました。発達心理学は生涯発達心理学ともいわれる、人間の発達段階での心理的、社会的、身体的な発達とそのための条件、発達を阻害する要因や発達障害などを研究する学問ですが、発達心理学が専門のお茶の水女子大学大学院菅原ますみ教授監修のもと、プロジェクトを結成(メンバーは山梨大学酒井厚氏、お茶の水女子大学松本聡子氏、明星大学伊藤教子氏、当社住宅技術研究所)。発達心理学上、子育てに重要とされる3つの要素、(1)親のケア・クオリティ※2 (2)家族のコミュニケーション※3 (3)子ども独自の発達促進※4の観点から乳幼児期から青年期に至るまでのトータルな提案、家事や育児をもっと楽しむ工夫やゆとりを生む空間づくりで子育てにやさしい住まいのあり方を探りました。

■601世帯1423人へのアンケートなど、大学教授との共同研究を実施

発達心理学では、子育てには愛情、心のゆとりが大切であり、親とのあたたかいコミュニケーションを糧に成長することが、子どもが自立した人間関係を築く上で助けとなるといわれています。このことを含めた、発達心理学上で子育てに必要とされる3要素を住まいの提案に結びつけるため、1歳6ヵ月~小学3年生の子どもを持つ両親、また小学校4年生~18歳までの子どもとその両親を対象に親子の生活実態(住環境、生活環境、親子関係)アンケート調査(601世帯1423人)を実施しました。調査項目は居室の用途、家族行事への意識、居室のニーズと実態・居心地と満足感、家族関係・家族の雰囲気、子育て充実度、生活充実度、子どもの収納・友人関係・受験意向・家庭学習状況などで、それをもとに5つの「ファミリンエッセンス」を抽出、家事や育児を楽しむ工夫を提案したものです。

<調査結果の概要>

  1. (1)乳児期—母親はほぼ24時間子どもと過す状態。子どもから目が離せない時期のため、LDKには見守りながら家事が出来る環境と母親のホッとできる環境が求められる。
  2. (2)幼児期—子どもが活発に動き回り始め、育児ストレスが最も高くなる時期。身近で頼れる存在である夫の協力が重要となる時期でもある。リビング主体の生活で子どものモノが多い、母親のストレスに家の整頓状態が影響するので、モノの整理整頓のしやすさに配慮が必要。
  3. (3)小学校前期—家族で楽しむことが最も多い時期。小学生に上がると子ども部屋を与えるケースが多く、親との共同寝室から独立して就寝するケースが増える。しかし、子どもはまだ甘えたい時期であるため、勉強は母親とリビングでする割合が高い。
  4. (4)小学校後期—自分のことはほぼ自分で出来るようになり、母親の育児ストレスは一段落する。リビングで勉強をする割合がまだ高いが、親とではなく一人で勉強をする子どもが多くなる。
  5. (5)中学生以上—リビングで過すことが少なくなり、勉強も集中できる環境が必要となり自室で行うようになる。母親は子どもの様子を把握したいとの思いは高いが、子どもはプライバシーを求めるようになる。子どもとのコミュニケーションがとりやすい間取りが必要。

—といったことが明確となりました。

■5つの「ファミリンエッセンス」に基づくプランニングなどを提案

各年齢に共通しているのは子どもの見守りやコミュニケーションに対するニーズが高いことです。この調査結果をもとに、「自分のゆとり」「みんなの個性」「家族のつながり」「子どもの自立」「住まいの未来」の5つの「ファミリンエッセンス」を抽出するとともに家事や育児を楽しむ工夫、プランを提案しています。

<提案内容の例>

(1)自分のゆとり
母親のストレスを減らし、日々の暮らしの中に母親自身の「自分の時間」や「家族でゆっくり過す時間」を持つ余裕を作りだすため、ながら作業のできる「見守りができるオープンな間取り」、整理整頓のしやすい「収納」、ストレスを軽減するため「プライバシーの確保」や「父親の家事補助を促進するプラン」などを提案。
(2)みんなの個性
自然体で等身大の暮らしを大切にして自分と家族がいつも輝いていられるように、親が作業に集中でき、子どもに親の姿を見せることのできる階段踊り場空間「ファミリーライブラリー」や親子で自宅の太陽光発電容量や使用電気量を確認しながらエコ意識を育むことのできる「光熱費ナビ」を提案。
(3)家族のつながり
家族のコミュニケーションが促進される間取りとして家族がどこにいても会話が交わされ、気配が感じられる心地よいオープンな間取り、オープン階段などを提案。
(4)子どもの「じりつ」
親に見守られることで安心して遊ぶことのできる子どものためのスペース「遊び場リビング」、片付けの習慣が身につく階段下の収納スペース「かたづけピット」などを提案。
(5)住まいのみらい
子どもの各成長段階に間取りの可変を可能とする間仕切りのない子ども部屋「はぐくみキッズルーム」。可動収納により、大掛かりなリフォームをすることなく、幼い時は大空間で、大きくなったら個室に、将来子どもが独立したら夫婦の趣味の部屋と変えることができる空間を提案。

■学習環境の観点からも教育識者とコラボレーション

(1)オープンハウス「かげやまモデル」を全国展開
立命館大学陰山英男教授とのコラボ企画「子どもが賢く育つ家づくりプロジェクト」として、どこでも学習できる場所づくり、生活習慣を支える仕掛け、家族のコミュニケーションを演出したオープンハウス「かげやまモデル」を全国で順次公開しています。
(2)子育て関連家具ブランド「wepi(ウェピ)」シリーズを発売
明治大学齋藤孝教授とのコラボ企画として、子どもの理想の学習環境を整えるオリジナル家具「wepi(ウェピ)」をセキスイインテリアを通じ発売しています。
  • ※1菅原ますみ教授=国立精神・神経センター精神保健研究所、地域・家庭研究室長などを経て、現在お茶の水女子大学大学院教授。専門は発達心理学。 
  • ※2「養育者(親)のケア・クオリティ」=近年の社会環境(核家族化・地域コミュニティの解体・少子化等)により母親は以前に比べ、ストレスを感じやすい環境におかれており、親の養育の質のもととなる「愛情」のためには心の「ゆとり」を持つことが大切とされている。
  • ※3「家族のコミュニケーション」=親とのあたたかいコミュニケーションを糧に成長することは、子どもが自立した人間関係を築く上で助けになるとされている。
  • ※4「子ども独自の発達促進」=生活のリズムや整理整頓等、生活習慣の基礎は親との日常生活の中で身に付くとされている。

「Familin'Heim(ファミリンハイム)」の代表概観/プラン

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