ワークスペースは、部屋の一角にデスクやカウンターを設けてつくる、作業のための空間です。専用の個室を用意しなくても、リビングや階段まわりなどのちょっとしたスペースを活かして整えられるため在宅ワークや子どもの勉強スペース用に取り入れる家庭も見られます。計画で意識したいのは、何に使うかに合わせて必要な広さと奥行きを見込んでおくことです。ノートパソコン中心か、モニターや書類も広げるのかで使い勝手は変わるので、椅子を引くゆとりと合わせて、使い方から逆算して整えておくと快適に使えます。
FAQ
仕事や勉強、パソコン作業などに向かうための場所を指します。リビングや寝室、階段まわり、廊下といった生活空間の一部を活かして設けるのも特徴です。デスク(机)が設置できる程度のコンパクトなスペースがあればつくれるため、間取りに専用の部屋を確保しにくい場合でも取り入れやすい空間といえます。仕事だけでなく、子どもの宿題やちょっとした書き物など、家族のさまざまな作業に使えるのも魅力です。
デスクの奥行きは、ノートパソコン中心なら45~60cmほど、モニターやプリンター、資料も置くなら60~75cmほどを見込んでおくと、手元にゆとりが生まれます。資料を広げたり機器を増やしたりする可能性があれば、少し余裕をもたせておくと安心です。ただし、部屋の一角に設ける場合は奥行きが深くなるほど部屋に圧迫感をもたらす場合も。日常的に資料をたくさん広げる、複数モニターを設置するなどの場合は、ある程度独立した空間に設けたほうがよいかもしれません。
専用の個室をつくらなくても、作業の場を確保できるのが大きなメリットです。リビングや廊下の隅、階段下といった、デッドスペースになりがちな場所を有効に使えます。家族の気配を感じられる場所に設ければ、家事や育児をしながら作業を進めたり、子どもの宿題を見守ったりしやすくなります。家族みんなで使えるオープンなタイプにしておけば、大人の在宅ワークから子どもの学習まで、1か所で兼ねられるのも便利です。生活の動線を大きく変えずに、暮らしのなかへ自然に作業の場を組み込めます。
ポイントになるのは、音と視線、そして設備への備えです。リビングなど人が集まる場所の近くは、生活音が気になったり、オンライン会議の声が家族に届いたりしがちです。会議や電話が多いなら、家族が集まる場所から少し離すか、パーテーションや室内窓、本棚などでゆるく仕切ると集中しやすくなります。また、パソコンや周辺機器に合わせて、コンセントの数と位置も先に確認しておきましょう。手元に影が落ちないよう、デスクライトや照明の位置を整えておくと作業が快適です。子どもの宿題スペースとして想定している場合は、横から様子を見てあげられるように、2人並べる程度の幅をとっておくのがおすすめです。
大きく分けて、リビングなどの一角に設けた「オープンタイプ」、棚や室内窓でゆるく仕切る「半個室タイプ」があります。どちらのタイプも在宅ワークは週1~2回でオンライン会議も多くない、限られたスペースを有効に使いたい、という方に向いています。働き方や家族構成、将来の使い方の変化まで見越して、暮らしに合うタイプを選ぶと、長く活躍します。
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