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健康維持の住まい
目に見えない「温度」「湿度」「空気」の調整が健康的な住まいをつくる。
3つのポイントを適度に保つことで病気の原因をなくし、家の中での活動を妨げず、より健康で快適な暮らしを継続できます。これらのポイントを簡単にコントロールできる住まいにすることが大切です。

[要素1]健康的な住まいを実現する鍵は家じゅうの「温度差」を少なくすること。
あたたかいリビングから寒い廊下へ出た時や、寒い浴室へ入った時など温度が急激に変化すると、血圧や脈拍に大きな変動が起こります。これはヒートショックと呼ばれ、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが増す原因でもあり、高齢期には特に注意が必要です。家じゅうの温度差をできる限り少なくして、ヒートショックを予防しましょう。



温度差の少ない環境が日々の安心をつくる。
下記は、住まいの温度差の解消に重点を置いたリフォーム※による生活変化のアンケート結果です。
「寒さの解消」はもちろん、部屋の移動や入浴などの安心につながっています。
※窓をペアガラスへ交換/蓄熱暖房機を居室、廊下に2機以上設置/洗面脱衣室・トイレに暖房機設置。
温熱バリアフリーリフォームによる生活の変化
精神面や活動量にも良い影響を与える温熱環境。
体調変化では、「家での生活が楽しくなった」「屋内での活動量が増えた」など、気持ちの変化やより活動的な暮らしを実現するなど、温熱環境の重要性が見えてきます。
温熱バリアフリーリフォーム後の体調の変化


[要素2]住まいの湿度は年間を通してコントロールすることが大切です。
梅雨や夏場は湿度が高くなり、カビやダニを発生させる原因になります。近年では高い湿度が原因で、室内での熱中症も増えています。一方、冬は乾燥し、低温・低湿度を好む風邪やインフルエンザウイルスが活発になります。ポイントは適度に湿度を調整すること。夏は除湿で冬は加湿をして、年間を通して45~60%程度の快適な湿度を保ちましょう。
[要素3]こまめに「換気」をしてきれいな空気を保ちましょう。
昨今では、住まいの高気密化に加え、花粉、騒音、防犯面などから窓を開ける回数が少なくなっています。十分な換気ができないと、臭いや汚れた空気が家の中にたまってしまいます。汚れた空気は、肺炎を引き起こすなど、健康にも悪影響を及ぼしかねません。きれいな空気を自動的に取り入れる計画換気や空気をよどませないこまめな換気が大切です。
セキスイハイムの住まいなら…

 


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