〜住宅全体をネットワークでコントロール〜
世界中に広がるインターネットやブロードバンドの情報網にデジタル家電がつながるとどうなるのだろう―今、インターネットと家電、また、家電同士がつながり、それを携帯端末で操作するといった新しい暮らし像が描かれ始めている。一般的に「ホームネットワーク」と呼ばれているネットワーク作りへの取り組みだ。 松下電器産業では「パナソニックセンター」(東京都)で「ホーム&モバイルネットワークソリューション」と名づけたコーナーでユビキタス社会での生活を提案している。例えば、プラズマテレビとインターネットをつなげ、テレビ画面を通じてほしい情報を得たり、ショッピングや温泉の予約などを行える。また、「特定省電力無線」という端末を使って家の中のエネルギー使用状況などを丸ごと管理、家の外からでもコントロールすることを可能としている。 |
東芝コンシューママーケティングは「フェミニティ」というデジタル家電ネットワーク提案する。これは小型の薄型テレビのような端末を通し、デジタル家電を管理するもので、インターネット冷蔵庫やインターネット電子レンジ、インターネット洗濯機などとつなげる。例えば、レシピや洗濯方法といった情報を家電そのものから取れるというものだ。
アペックスは自動車のセキュリティの技術を応用したモバイル・ホームコミュニケーション「アイシリック」を提案する。これは携帯電話によって住宅設備の各種操作を実現するものだ。エアコンやガス給湯器を帰宅前につけておくといったことから、鍵の閉め忘れやテレビ、照明の消し忘れなども操作できる。キーホルダーのような「個人の認証ユニット」を使えば、住宅内のセキュリティシステムがいっせいに解除され、同時に「お兄ちゃんが帰りました」といったメールが親に届くといったことも可能だ。 |