それでは開口部の強化とは具体的に、どんな部品を選べばよいのだろうか。
この4月に「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が「防犯性能の高い建物部品目録」をまとめ、公表した。
この会議は平成14年に警察庁などの省庁と、住宅・建築ら関係する業界団体が集まり、性能の高い防犯部品の開発を目的に立ち上げたもので、さまざまな部品について一定以上の性能の基準を設定し、試験を行った。この試験をクリアしたものを一覧にまとめたのが先の「目録」であり、ドア、サッシ、シャッター、錠、ガラス、フィルム、雨戸、面格子など15種・約2300品目もの部品が掲載されている。
 |
◆合わせペアガラス
柔軟で強靭な中間膜が入っているため、数回の打撃では貫通しません。 |
試験は基本的にさまざまな侵入手口に対して5分以上もつこととされている。しかもその手口は現状行われているものだけでなく、今後、起こるかもしれない手口まで想定するという念の入れようだ。これまでにも耐ピッキング錠を筆頭に防犯対策を考えた部品が開発され、発売されてきたが、間違いなく、現状の最高レベルの部品が掲載されている。
|
実は、試験のハードルがあまりにも高く、メーカーも改良しながら試験に臨んだため、試作品レベルのものも多く、目録に掲載された商品はまだ発売されていないものも多い。
住宅を建設、購入しようとしている人、またはリフォームして防犯性能をアップさせようと考えている方は是非、目録に目を通したうえで業者に相談することをお薦めする。
今後、目録に掲載された商品は「防犯建物部品」と呼ばれ、ほかの部品との違いが一目で分かるようにCPとデザインされたマークが製品やカタログに貼付される。警察庁では「世界的に見ても高い防犯性能を要求した。目録に載っていない部品は5分もたないというに等しい」と、その成果に胸を張っている。

防犯性能の高い建物部品目録は警察庁または国土交通省のホームページで見ることができる。
警察庁…http://www.npa.go.jp/
国土交通省…http://www.mlit.go.jp/
セキスイハイムがご提案する防犯住宅はこちら>> |