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薫風香るハーブの庭 −待ちに待った春到来!今年は、香りの庭を作ってみませんか?−
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春は種まきにも、苗の植え付けにも良い季節ですね。
この春からガーデニングを始めてみようかな…と思っている方も多いことでしょう。
そこで、初心者にも比較的育てやすいハーブを使って、「香りの庭」をつくってみませんか?
ハーブで香りの庭をつくろう
かの「ガーデニングブーム」、「イングリッシュガーデンブーム」の賜物か、「ハーブ」と呼ばれる植物たちもすっかりお馴染みのものとなりました。
ハーブは日本語に訳すと「薬草」とか「香草」となるのですが、葉や茎、根などに薬効を持ち、ヨーロッパなどでは民間薬として古くから親しまれてきた植物も数多く存在します。
また、肉や魚の臭み消しなど料理に用いられるハーブ、染物に使われるハーブもあります。
人々の暮らしの中で、様々に活用されてきたハーブたち。
今回はそんなハーブの中でも芳香を持つハーブを使い、様々な香りを楽しめるような庭を作ってみましょう。
ハーブはヨーロッパや地中海原産のものが多いのですが、梅雨から夏の高温多湿や晩秋からの降霜などに注意すれば、生命力が強くて比較的育てやすい植物が多いのも特徴です。
一株植えただけでも、いつの間にかじゅうたんのように広がる性質を持っていたり、簡単に挿し芽で増えてくれるようなハーブを選べば、簡単に香りの庭を作ることができますよ。
香りの庭に向くハーブ
ここでは、どんなハーブが香りの庭に向いているのかと、各々のハーブの栽培ポイントを見ていきましょう。

【香りの庭に向くハーブと栽培ポイント】

●カモミール
リンゴのような香りがするハーブです。
香りの庭には、全草が香り、芝生のように広がる多年草の「ローマンカモミール」が適しています。
冬の寒さにも良く耐えますが夏場の蒸れには弱いので、入梅の頃には収穫を兼ねて刈り込みましょう。
害虫として、アブラムシがよくつきます。

●タイム
すがすがしい香りがするハーブで、お料理に使われるコモンタイムが代表的です。
立つタイプと這うように広がるタイプがありますが、どちらも香りの庭に向いています。
性質としては、やや乾燥気味を好みます。
害虫も特になく、育てやすいハーブです。

タイム

●ミント
ガムや歯磨きなどでお馴染みの、さわやかな香りのハーブです。
切った茎を水に挿しておくだけでも発根するほど生命力の強いハーブで、半日陰でも充分育ちます。
地下茎でどんどん増えるので、庭植えにする際は「仕切り」が必要です。
近くに異なる品種のミントを植えると、混じってしまうので注意しましょう。

ミント
●ラベンダー
香りの女王と呼ばれるラベンダーは、花・茎・葉と全草が芳香を持っています。
冷涼な気候を好むので暖地では栽培が難しかったのですが、最近は日本の夏にも強い品種が出回るようになりました。
苗から育てて、挿し芽で増やしましょう。

●レモンバーム
その名の通り、レモンのような香りがするハーブです。
明るいグリーンの葉色は、庭の印象も明るくしてくれます。
挿し芽やこぼれ種でも良く増えますが、梅雨時の蒸れと、夏場の乾燥には注意が必要です。

レモンバーム

●ワイルドストロベリー
「幸せを呼ぶ」として、一躍人気となったハーブです。
花だけでなく全草が香りますが、特にたくさん花が咲いている時期は、風が吹くだけであたりに甘酸っぱい香りが広がるほどです。
乾燥には弱い性質を持っています。
通常のイチゴのようにランナーで好きな方向に増えていくので、人の手で管理する必要があります。

ワイルドストロベリー
プランニングのコツ
先に挙げただけでも、ハーブだけで実に様々な香りを楽しめるものだということがおわかりいただけたと思います。
ワイルドストロベリーのように風が吹くだけで香りがするハーブもありますが、基本的にハーブは触れることで、よりいっそう香りが立つものです。
それぞれのハーブの特徴をふまえて、より効果的に香りを楽しむことができるようにプランニングしてみましょう。

まずは匍匐性(クリーピング)と呼ばれる、地面を這うように広がる性質のハーブです。
カモミールやタイムなどは、少しくらい踏まれても平気なので、グランドカバーとして用いることで「香りの芝生」を楽しむことができるハーブです。

ワイルドストロベリーも這うように広がるタイプなので樹木の下草などにも使えますが、熟した実を食用に利用したい場合は、踏まれるような場所は避けたいですね。
プランター植えにしてトレリスに掛けておくと、香りだけでなく小さな花や実を間近に見ることができますし、ランナーが垂れてくる姿も楽しめますよ。

一方、はびこってしまうと、雑草扱いになってしまいがちなのがミント。
でも栽培ポイントに挙げたように、日陰となる家の北側でも丈夫に育つという点は見逃せません。 ともすればデッドスペースになりがちな北側も、ミントでさわやかな小道にすることができます。 また、勝手口の足元に立ち性のタイムやミントを植えて置くと、通るたびに爽やかな香りが立ち、ごみ出しだって楽しくなるかもしれません。

好みのハーブを見つけたら、香りの庭づくりにトライ!
好みのハーブを見つけたら、香りの庭づくりにトライ!
立ち性のラベンダーやレモンバームは、ベンチの足元やアプローチ沿いなど、人が通るときに少し触れるような位置に植えると効果的です。
また、ハーブ同士は混植せずに他の一年草や宿根草と組み合わせるように植えると、各々の香りが引き立って、庭を歩くたびに香りの変化が楽しめます。

今回は、ごく一般的なハーブを例にとってプランニングしてみましたが、この他にも香りの良いハーブはたくさんあります。
自分好みの香りを見つけて、どんどん庭に取り入れてみましょう。
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