毎年、何度となく台風や集中豪雨に襲われる日本。激しい風雨に耐える強さと防水性を備えた安心設計で、住まいをガードしています。
また、住宅密集のために火災時に心配される類焼や延焼に対しても、燃えない素材を使って高い防火・耐火性能を実現しています。

耐防火性
隣家の火災にも。万一の出火にも安心。火の手をくい止める安全な住まい。
●外壁
<隣家の火災に安心。SFCボードを使った外壁防火構造>
3m離れた隣家の火災では、約840℃の炎に外壁や軒天が洗われます。ハイムの外壁材SFCボードは、約840℃の高温にさらされても裏面は、木材の発火点(260℃)を大幅に下回る約80℃以下という性能。安全に避難できるだけでなく、大切な家財への影響も少なくくい止められます。

準耐火45分のデュラストーン外壁
デュラストーン外壁は素材、顔料とも無機物のため燃えることがありません。写真はバーナーでの燃射実験結果。
<ハイムの外壁防火構造>
実邸で使用されているハイムの外壁は、SFCボードの内側には温度の上昇を抑えるグラスウール。室内側は高温が加わると水分を発生させる石膏ボードの三重構造です。
断熱材にロックウール※2を使った準耐火構造の外壁もご用意しています。
※1 準耐火使用の場合のみとなります。
※2 ファイヤーガード部のみとなります。
●屋根
<燃えない屋根材。飛び火の侵入を防ぐ隙間のない構造>
ハイパーデュラティックルーフは不燃材の長尺ステンレスの重ね葺き。しかもボルトレス接合で、全く飛び火の侵入する隙間はありません。また、勾配屋根の陶器瓦、ブルックとも不燃材です。
●室内〜部屋から部屋へと火を広げない安心の15分防火構造〜
<万一の内部出火を拡大させません>
ハイムの室内は、天井や壁を不燃材料の強化石膏ボード(12.5mm)や防湿石膏ボード(15.0mm)で被覆しています。出火初期に温度が上昇する天井には強化石膏ボードを2枚貼り。工場で建築されるハイムは、気密性が極めて高く、扉を閉めて避難すれば、空気の供給が抑えられ、15分間は他の部屋への類焼をくい止められます。
<プランに合わせて各種火災警報装置を設置>
住宅火災の事故は、出火時に気づくのが遅れるケースが多く、未然に防ぐには素早い対応が不可欠。ハイムでは居室、キッチン、廊下、階段、吹き抜けなどプランと暮らし方に応じて各種火災警報器を設置して万一に備えます。また、防災・防犯のエキスパートのセコム(株)と提携したセキュリティシステムもご用意しています。
耐風水性
台風の強風や豪雨にも被害を受けにくい設計です。
●外壁
<しなやかに風速力を受け止めるSFC外壁パネル>
風圧力を想定した素材の曲げ試験で、SFCボードは軽量気泡コンクリート板(ALC板)の約5倍のしなやかさを備えていることを実証しました。これは風速60m/秒の時に、3階建ての屋上ペントハウスにかかる過重の約2倍に相当する1,600kgに耐えられる強さを示しています。
<SFCボード外壁とは…>
セキスイが開発したオリジナル外壁材。木繊維(ウッドファイバー)と熱硬化セメントを混合し、2,000トンプレスで加熱圧縮したもの。表面側、中央部、裏面側のウッドファイバーの混合比率を変えることでコンクリートの堅さと強さ、木のしなやかさ、粘り強さを併せ持っています。

<磁器タイルとSFCボード、水を吸いにくい素材の組合せです>
タイルは浴室などに使われる耐水性に信頼のある素材。中でもハイムの外壁材に使用されている磁器タイルは吸収性の極めて低い性質を持っています。また酸やアルカリにも強い特徴を持ち、酸性雨などの憂うべき状況でも安心です。また、磁気タイルの下地に使われているSFCボードは、約50mmの原料を2,000tプレスで約12~16mmまで加熱圧縮した高密度素材。軽量気泡コンクリート板に比べ約10倍も水を吸いにくいのが特長。そのままでも塗装して外壁材にも使われる素材です。


完璧な防水性を実験で実証
過去の耐風観測から、風が強まると降雨量は少なくなり、降雨量が多くなると風が弱まるという傾向があります。その50年に1回の頻度で起こりうる組合せは、風速35m/秒×降雨量60mm/時です(10分平均値・風速は住宅屋根高さに換算)。このとき建物の垂直壁面に当たる水量は285mm/時にも相当します。ハイムはこの状況を人工的に再現。屋根、外壁はもちろん、その接合部など部位ごとに躯体内への浸水がないことを確認しています。
●屋根
<強風に強いフラット屋根>
一般的な取付の和瓦は、風速25~30m/秒で浮き上がり、場合によっては飛び始めます。ハイムのフラット屋根は、強風による吹き上げ、吹き下ろしの影響を受けにくく、軽量のため地震にも被害を受けにくい安心な形状です。
<長尺ボルトレス折板で漏水の心配もありません>
ボルトを使わずステンレス屋根材を重ね合わせることで、雨水の浸入する隙間が全くない構造。しかも、長尺タイプのため屋根材の継ぎ目が少なく、一層の防水性を高めています。
<風雨に万全のブルック瓦。素材から設計、取付方法まで独自に開発。>
ハイムの勾配屋根に使われるブルック瓦は、セメントと高分子繊維をプレスしてつくられる精密成型品。素材が水を吸いにくいばかりでなく、横殴りの雨も浸水しにくい独自防水リブ構造。大型サイズで合わせ目も少なく安心です。瓦の取付もステンレス製の吊子とリングネイルで固定する独自の方式。耐風性能実験で風速60m/秒の強風にもズレや剥がれの心配がないことが実証されています。


