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セキスイハイム





セキスイハイムこだわりの暮らしファイル

#08 TOP インタビュー こだわりポイント 設計スタッフより

外からの視線を遮り、光を取り込む工夫

 琵琶湖近くの細い路地が入り組んだ住宅地にある布施邸は、四方をぐるりと家々に取り囲まれています。以前の家は築35年と古いうえ、昼間でも電気をつけなければならないほど薄暗く、おまけに家族5人が集う場所といえば、わずか四畳半の狭い部屋だったとか。建て替えにあたって布施さんが希望したのは、「パティオがあって、外からの視線を避けながらも、光と家族だんらんに溢れた明るい家」でした。
そこで、パティオを中心に、1階にはリビングダイニングや3人の子どものためのプレイルーム、2階には家族の書斎を兼ねたホールや主寝室、子どもの寝室などを配置。路地に面した日当たりのいい南東の壁面にはあえて大きな窓は設けず、外からの視線と内からの音モレをガードしました。外からの採光をほとんど行わないため、明るさが心配された室内も、パティオがあるおかげで各部屋へは朝から燦燦と光が降り注ぎます。
「朝がとても気持ちよく、目覚めがとてもよくなりました。昼間はほとんど明かりをつけずに済むのもいいですね」と、布施さん。


家族だけでなく友人たちも集う家に

 パティオ効果はこれだけではありません。昼間は子どもたちがラジコンやカートを乗り回す遊び場として、夜はバーベキューや焼き肉ができる食卓としても大活躍。以前は休日になると外出することが多かったという布施家ですが、今は家族全員が家の中で過ごす時間が増えたとか。
「以前に増して子どもたちが明るくなり、いつも家の中で走り回って遊んでいます。それにあんなに外食好きだったのに、『外食したい』と言わなくなったんですよ」とは、奥さまの談。
 9歳を筆頭に活発で遊びざかりの子どもが3人。ただでさえにぎやかな布施家は、ゲストも多いのが特徴。そこで、家族やゲストが快適に過ごせるよう随所に工夫を凝らしています。
 たとえばキッチン。当初のプランでは壁に接したI型キッチンでしたが、奥様がキッチンに向かっていても子どもたちの様子がわかるよう、また、ゲストがいるときはゲストに向かってお尻を向けず、コミュニケーションをとりながらおもてなしできるよう対面式に変更しました。ゆったりと設計したため、奥さまの作業中に子どもたちがまとわりついてもそれほど邪魔になることがなく、友人たちと一緒にキッチンに立つこともできます。
「多少住みにくくても、訪ねてきた人に『いい家』と言ってもらえるような、オリジナリティのある家にしたかった」という言葉のとおり、個性的な布施家は、ゲストたちから大好評。しかも、結果的には「住みにくさ」はまったくなく、家族にとっても大満足の家に仕上がりました。


子ども部屋は用途別に3ヶ所

 実は布施さんご夫婦は、ともに全日本選手権大会に出場経験もある元体操選手。その血を引く運動神経抜群の子どもたちのために、パティオに面した1階には、12.5畳のプレイルームを設けました。現在、中学校教諭として保健体育を指導するご主人が、将来的にはここを使って子どもたちに体操を教えたいという夢も詰まった部屋です。
「遊ぶ部屋と勉強する部屋、寝る部屋は、別々にしたいと考えていました。すべてを一緒にすると、子どもが自室に引きこもる要因のひとつになってしまいますから。家族みんながいつも顔を合せられる家にしたかった」とは、ご主人。いかにも学校の先生らしい視点です。
 ところで、プレイルームのほかにも、子どもたちの大のお気に入りの遊び場があります。それはリビングに設置したオープン階段。ぶら下がったり、よじ上ったり、飛び降りたりと、布施家の子どもたちにとっては、格好のアスレチック。アクティブに遊ぶだけでなく、ときには階段の段差を利用して、机と椅子代わりに座ってお絵描きすることも。
「これはオープンタイプの階段でなければありえない使い方。小さい子どももいるので、安全面では心配もありましたが、結果的にはこの階段で大正解でした」
もちろん最初の約1ヶ月間、奥さまは子どもたちが階段で遊ぶことにヒヤヒヤし通しだったと言いますが、そこは元体操選手の子どもたち。両親の心配をよそにたくましく遊んでいます。いつの日かこの家から、オリンピック選手が誕生するかもしれません。
もうひとつのうれしいおまけは、以前は家事をまったくしなかったご主人が、休日になるとすすんで掃除をするようになったこと。おかげで奥さまも大助かりとか。こんなふうに、光と家族の笑い声に包まれた布施家。家をこよなく愛する家族たちの、それぞれの未来が今から楽しみです。


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