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セキスイハイム





セキスイハイムこだわりの暮らしファイル

TOP インタビュー こだわりポイント 設計スタッフより

奥様の希望で、浴室は2回に

 木山家の生活の中心は、天井が高く、明るく開放感あふれる約16畳のリビングがある2階。西側にアイランド型キッチンを据え、奥さまが忙しい家事をこなしている間も、まだ幼いお子さんふたりに目が届くよう配慮しています。施主がセキスイハイムの建材・部材を熟知している設計士だけあり、設計にあたって奥さまが口を出すことはほとんどなかったとか。ただ唯一夫婦の意見が分かれたのが、浴室の位置だったそう。
「私は『風呂は寝室に近いほうがよい』という考え方。ですから、当初は1階に浴室をつくることを考えていたんです。ところが妻は小さい子どもたちをお風呂に入れるために階段を下り、着替えさせてまた階段を上がるのが大変だと主張したんです。そこで、キッチンからもリビングからも行けるよう2ウェイで動線を考え、浴室を2階に配置しました」
 洗濯機置き場も浴室の隣に設置したおかげで、奥さまの家事効率はぐんとアップ。子どもたちから目を離すことなく、コミュニケーションをとりながら、家事をこなせるといいます。


光と風を見方につけたエコロジー住宅

 木山家の2階には、このほかにもさまざまな工夫が。たとえば、通常なら南側に大きな窓を設けるところをあえて高窓にとどめ、その代わりスライディングルーフを使って天井から採光することに。というのも、敷地の南側には古い建物が隣接していて、しかも用途地域でもあることから、将来的に高い建物が建つ可能性が考えられたため。また、夏は南南東、冬は北北西の風が吹くことを考慮して、南北に設置するのは通気用窓と割り切りました。逆に眺めのよい東西には、大きな窓を設置することで圧迫感のない空間に仕上げました。実はこれにより、結果的に人にも地球にもやさしい家になったとか。
「夏は風が家の中をよく通るから、とても涼しいんです。天井につけたファンをまわせば、エアコンはほとんど使いません。朝は天井から光がたっぷり入るため、リビングの電気をつけたことがないんですよ。また、窓にはすべてペアガラスを採用したため、断熱性が高く、冬も熱効率がいいんです。おかげでリビングは本当に過ごしやすい空間になり、家族みんなが自然と集まります」と、木山さん。
 驚くべきことに、以前住んでいた49平方メートル・2DKの賃貸マンションから広さが2.5倍になったにもかかわらず、光熱費がかからないそう!
 ちなみに奥さまのアイデアで、ご主人が毎日着るスーツは2階のクローゼットのひとつにまとめて収納。これによって、仕事が忙しく休日以外は朝と夜しか顔を合わせることのない木山さんを、毎朝家族で送り出せるようになったとか。“いい家”とは、家族が自然に集って顔を合わせられる家のことなのかもしれません。


限られた土地を豊かに多目的に使うヒント

 実は日本建築好きという木山さん。家という箱を障子や襖で仕切り、用途によって使い分ける方法や、自分が通ってきた道を振り返ることのできる回廊式など、伝統的な日本建築の考え方は、ご自身がプランを練るときのヒントにすることが多いとか。今回も決して広くはない敷地を、どう豊かに多目的に使うかに心を砕いたといいます。
「たとえば、リビングからもキッチンからもアプローチできるようにバルコニーを設置し、リビングの延長で使えるようにしたり、1階は家族で使える書斎を中心に子どもたちの部屋を設置しました。それぞれの部屋を圧迫感のないスライディングウォールで区切ることで、子どもが小さいうちはオープンにして、成長したら個室としても使えるようにしたんです」
 バルコニーは道路に面していないため、人目を気にせず落ち着いて過ごせる木山家第二のリビングスペース。夏は家族で食事をすることも多いとか。「カレーでも何でも、外に出て家族で食べると、本当においしいんですよ」
 奥さまをはじめ、ふたりの子どもたちも、パパの設計した家が大のお気に入り。実際に生活してみて、不満な点、改善点は皆無だといいます。
「強いていえば屋上をつくってほしいこと。夏は近くの河川敷で花火大会があって、うちの屋上から眺められるはずなんです」とは、奥さまの談。
 大丈夫。屋上は今から設置することもできます。来年の夏は、家族揃って屋上で花火を楽しんでいるかもしれません。


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