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プレスリリース

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コンサルティング型HEMS『スマートハイム・ナビ』搭載が3万棟を突破!
◆HEMSに関するソフト&サービスを次々と進化
◆夏の電力使用においてピークカットに貢献
◆災害への備えなどの情報満載の「スマートハイムFAN」サイト

2014年8月25日
積水化学工業株式会社

 積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:関口俊一)は2011年4月に、コンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム(以下、HEMS)『スマートハイム・ナビ』を搭載した「スマートハイム」を発売し、その後もスマートハウスの供給をリードしてきました。このほど、HEMS『スマートハイム・ナビ』の搭載棟数が3万棟(受注ベース)を突破致しましたのでお知らせします。
 当社では2011年4月に、太陽光発電システム(以下、PV)搭載住宅にHEMSを標準採用することでPVの発電量や空調・給湯などエネルギーの消費量、電気料金などを「見える化」し、効率的・省エネな暮らしを提案する「スマートハイム」を発売しました。2012年4月からはPV+HEMS+蓄電池を搭載した「スマートハイム」に進化、同年9月から「スマートハイム」による分譲住宅事業「スマートハイムシティ・プロジェクト」を全国展開しました。さらに2013年にはZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)標準仕様の「ミライクラス」シリーズおよび家電を含めたZEHが実現できる「スマートパワーステーション」を投入しました。この結果、HEMSの累計受注実績は、本年7月末時点で31,300棟となっています。
 HEMSは、先進住宅では必須のアイテムになりつつありますが、当社ではクラウド技術を用いたコンサルティング型HEMSである『スマートハイム・ナビ』の特徴を生かし、省エネ・節電はもちろん、快適な生活を送って頂くための機能やコンサルティングサービスを順次追加してきました。そのサービスメニューは追随を許さないレベルにあると考えております。当社では、今後も蓄電池やV2H(Vehicle to Home)などとの連携はもちろん、様々なサービスの提供をHEMSを通じて行うことで、お客様の暮らしに貢献する考えです。

コンサルティング型HEMS『スマートハイム・ナビ』3万棟突破のポイント

1.HEMSに関連するソフト&サービスを次々と進化

 当社ではHEMS『スマートハイム・ナビ』について、様々なソフトやサービスを付加してきました。省エネに関するコンサルティングサービスをはじめ、PVの設備見守りサービスなど、豊富なラインナップが用意されています。これはクラウド技術に基づいて、エネルギー需給情報だけではない「多面的な見える化」を可能としたものです。

2.夏の電力使用においてピークカットに貢献

 『スマートハイム・ナビ』は、住宅内の電力(消費&発電&蓄電)を測定し、情報を集約。データセンターで蓄積・管理し、使用状況や分析結果をお客様のパソコンなどに送信します。使用電力量にとどまらず使用電力料金を「見える化」。時間ごとの推移、前日や前月、前年との比較も可能です。さらに長年にわたる、光熱費コンサルティングサービスを通じたノウハウの蓄積をベースに、省エネコンサルティングを実施。これにより、お客様にとって経済的・快適でありながら、電力使用のピークカットに貢献できる生活スタイルの実現を可能としています。

3.災害への備えなどの情報満載の「スマートハイムFAN」サイト

 HEMSを搭載したお客様の窓口となる「スマートハイムFAN」サイトでは、省エネや節電、光熱費などに関する情報のみならず、お客様にとって有益となる様々な情報発信を展開しています。その一つが「災害に対する備え」です。地震や台風の発生に伴う基本的な備えはもちろん、それぞれにおける停電時で蓄電池の活用法などを詳細にお伝えし、お客様の安心安全な暮らしをサポートしています。

■コンサルティング型HEMS『スマートハイム・ナビ』3万棟突破のポイント

1.HEMSに関連するソフト&サービスを次々と進化

 当社ではHEMS『スマートハイム・ナビ』について、様々なソフトやサービスを付加してきました。具体的にはお客様専用ホームページ「スマートハイムFAN」サイトの本格運用にはじまり、その後、太陽光発電システム(PV)の設備見守りサービス、蓄電池のコンサルティングサービス(それぞれが適切な稼働をしているのかハイム運営サーバ「SHIFT」が自動で診断)などがあります。また消費電力量に関する月、年、前年比較はもちろんのこと、2014年6月からは用途別の消費電力量の比較(冷暖房、給湯、家電・照明)、さらに8月からはV2Hにも対応する光熱費家計簿も開始しています。
 これはクラウド技術に基づいて、エネルギーの需給情報をもとに「多面的な見える化」を可能としたものです。

<見守りフロー>

2.夏の電力使用においてピークカットに貢献

 「スマートハイムFAN」サイトでは2013年4月から、独自に開発したCS法(Comparison by Sorting Method)を導入。この方法では1日単位のお客様の消費電力量を基に、前年同月の値や同設備仕様のスマートハイムの平均値との比較が可能となり、より身近な省エネ生活アドバイスができます。例えば、前年の同時期に比べてどれくらい「増えたのか(減ったのか)」→「なぜ増えたのか(減ったのか)」、入居者の気づきにくいポイントを解説、改善提案していくことで、更なる省エネ生活をフォローアップしていきます。
 また、入居後1年以内のお客様にとっては前年のデータがないことから、『スマートハイム・ナビ』の省エネ効果を比較検討しづらいことが課題でした。CS法の導入により全邸のより精度の高い平均値と比較することで、入居1年以内であっても効果的な省エネ生活を送ることができ、当社からもより効果的なコンサルティングが実施できます。
 例えば冷房の温度設定を1℃上げること、テレビをオフにすることが、どれくらいの規模の省エネ行動になるのかといったピークカットの貢献度を、わかりやすくお知らせしています。このような取り組みにより、経済的でありかつ快適な暮らしを維持しながら、お客様には電力使用のピークカットに貢献できる暮らしをしていただくことが可能となりました。

3.災害への備えなどの情報満載の「スマートハイムFAN」サイト

 当社のスマートハイムにお住まいのお客様の窓口となる「スマートハイムFAN」サイトでは、省エネや節電、光熱費などに関する情報のみならず、お客様にとって有益となる様々な情報発信を展開しています。その一つが「災害に対する備え」です。地震や台風の発生に伴う基本的な備えはもちろん、それぞれにおける停電時で蓄電池の活用法などを詳細にお伝えし、お客様の安心安全な暮らしをサポートしています。
 このほか、一般のお客様を対象としたオープンサイト「みんなのスマートハイム」では、セキスイハイムにお住まいのお客様の声をお届けすることはもちろん、当社の「スマートライフ研究室」の研究成果なども反映しています。「快適エアリー最前線」のコーナーでは、全国のHEMSデータを元に、暖房の運転を停止すべき時期を提案しています。

4.今後の展開について

 セキスイハイムでは2016年に予定されている「電力の小売り全面自由化」に向けたサービスの拡充として、『スマートハイム・ナビ』の「見える化」機能の拡大を図る考えです。「電力の自由化」は、発電と送電と小売りを分離するものですが、その中で消費者は自由に電力会社を選べることになる予定です。当社では、HEMSのデータ分析を行うことで、お客様それぞれのライフスタイルに合った電力供給先の提案をすることも視野に入れています。

スマートハイム・ナビトップ画面(HEMS設置のお客様専用サイト)


スマートハイムシステム図

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