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中部エリアの「生販一体化」と今後の施策について
-2013年度売上高800億円、営業利益60億円目指して-

  • ■ より高品質でお客様満足度の高い住まいづくりを推進
    ■ 効率化の成果を商品・仕様・価格・サービスに反映

2011年6月21日
セキスイハイム中部株式会社

セキスイハイム中部株式会社(社長:西村正史)は、2011年7月1日付で住宅生産部門の中部セキスイハイム工業株式会社(社長:後藤武比古、資本金1億円、積水化学工業全額出資)の株式を積水化学工業株式会社からすべて譲り受けて完全子会社化し、「生販一体運営」に移行します。

セキスイハイム中部株式会社は新設住宅着工戸数が減少傾向にある中、2007年に中部エリアの3販売会社(愛知・岐阜、三重、北陸)を統合し、その傘下にファミエス会社(アフターサービス・リフォーム会社)、不動産会社を完全子会社化。大型グループ会社化することで地域密着、CS向上、人材活用、経営効率の改善を進め、着実に売上高・営業利益を向上してきました。

本年当グループは創立5周年を迎え、いよいよ成長・拡大路線に軸足を移し大きく舵を切ります。その目玉の施策としてこの度中部エリアの生産拠点である中部セキスイハイム工業を完全子会社化(エリア連結事業会社化)し、グループ傘下に組み込みます。生産・販売・施工・アフターサービス・リフォームを一貫させることで、(1)生産・販売の社員それぞれが「お客様の声」を住宅の開発・設計・施工・アフターサービスに反映できる体制づくり、(2)セキスイハイム中部グループ内の資産(人材・商品・資本)の有効活用、(3)地域のニーズを反映した商品・仕様、コストパフォーマンスの高い住宅の提供に取組み、更なるCSの向上とシェアアップを目指します。

■中部エリア生販一体化の概要

販売会社のセキスイハイム中部㈱が生産会社の中部セキスイハイム工業㈱を完全子会社とすることで、生産(中部セキスイハイム工業)~販売・施工(セキスイハイム中部)~アフターサービス・リフォーム(セキスイファミエス中部)~不動産・賃貸管理業(名古屋セキスイハイム不動産)まで一貫させることで、より地域に密着した事業運営を目指すものです。

セキスイハイム中部(株) セキスイファミエス中部(株) 名古屋セキスイハイム不動産(株) 中部セキスイハイム工業(株)
代表者 西村正史 西村正史 西村正史 後藤武比古
資本金 3億円 5千万円 2千万円 1億円
従業員 577名 334名 11名 239名
売上高 406億円(2010年度) 129億円(2010年度) 26億円(2010年度) 生産量2014棟(2010年度)
本社 愛知県名古屋市中村区名駅 愛知県名古屋市中村区名駅 愛知県名古屋市中村区名駅 愛知県豊橋市明海町

(2011年6月現在)
※7月1日再編後、4社の代表取締役社長は西村正史が兼任します

■生販一体化へのあゆみ

中部エリアの生販一体運営への第一歩は、販売・施工~アフターサービス・リフォーム会社の統合による地域密着とCS向上、人材活用、経営効率の改善でした。2007年に愛知、岐阜、三重、北陸にあった販売会社及びファミエス会社(アフターサービス・リフォーム会社)を統合し、セキスイハイム中部株式会社とその子会社セキスイファミエス中部株式会社を設立。同子会社名古屋セキスイハイム不動産株式会社を加え、セキスイハイム中部グループを形成しました。

『ものづくりのはじまりは、お客様の声から』をスローガンに、お客様目線に立った品質づくり及びお客様対応を実施するため、会社トップ(経営層)が直接お客様の声を聞く「CATミーティング」の定期開催、また個々のお客様の思いを大切にするため、施工途中での現場立会いを積極的に実施するなどCS向上に向けた取り組みを強化し、CD(Customer Delight 顧客感動)経営を行ってきました。

その結果、ご入居者の7割以上の方に「たいへん満足」という評価をいただき、紹介契約比率が40%を超えるなど満足度の向上が進みました。また、営業利益が約2倍になるなど、飛躍的な体質改善を図ることができました。今回の「生販一体化」はさらに上質なサービスの提供と強い経営基盤を築きあげ、当グループ企業理念の『セキスイハイムらしさと上質さの際立ちで地域・お客様からなくてはならない存在であり続ける』ためのものです。

■生販一体化で目指すもの

セキスイハイムは、工場で住宅の大部分を生産するユニット工法のため、生販一体化への移行は他の住宅メーカーに比べるとより大きな効果を生み出します。生販一体化で目指すのは、セキスイハイム「オーナーサポート」システムの進化によるきめ細やかなお客様フォローを行うための、(1)生産・販売・施工・アフターサービス各現場の社員それぞれが「お客様の声」をスピーディーに住宅づくりに活かせるような仕組みづくり、(2)セキスイハイム中部グループ内の資産(人材・商品・資本)の有効活用、(3)地域のニーズを反映した商品・仕様、コストパフォーマンスの高い住宅及びサービスの提供です。以上の取り組みによりこれまでのCS~CDを超えた、CH経営(Customer Happiness顧客幸福)とエリアシェアの拡大を目指します。

1.より高品質でお客様満足度の高い住まいづくりを推進

生産工場から建築現場におけるの「ミス・ムリ・ムダ」を徹底的に排除します。また、建築現場での施工担当者からの情報、入居後のお客様の声をスピーディーに生産工場にフィードバック。お客様の目線で品質を徹底追及し、お客様満足度の高い住まいづくりを推進します。

2.購買・物流の一元化

セキスイハイムサプライ(株)、工場資材部、現場各支店に分散している購買機能の一元化により購入原価を低減。施工現場への物流のジャストインタイムを進めることで輸送コストを削減します。

3.効率化の成果を商品・仕様・価格・サービスに反映

生販一体化による効率化の成果を、コストパフォーマンスの高い商品の開発に投下します。エリアニーズ、お客様のニーズに応じた商品・仕様・価格・サービスに反映させることで、競争力を高め、シェアアップを図ります。

■生販一体化による経営目標と具体的な戦略

セキスイハイム中部グループでは、生販一体運営により、さらなる地域密着経営、地域ニーズに応える商品開発、CS向上を図ることで、2013年度には売上高800億円(2010年度562億円)、営業利益60億円(同35億円)を計画しています。

「オーナーサポート」システムの強化

現在、オーナー様の窓口を「お客様センター」に一本化し365日24時間受付しています。専門知識のあるプロのサービスマンが、家の診断やメンテナンス、リフォームはもちろんのこと、住み替え、建て替え、資産運用まで幅広い要望に応えます。今回、「オーナーサポート」システムに生産部門を組み込み機能を進化させ、更に実態に近いニーズを把握。商品開発にフィードバックすることで、新たなビジネスに繋げていきます。

中部限定モデル「パルフェMS」(仮称)の発売

生販一体化による新商品第一弾として、主力商品「パルフェJX」に大容量ソーラーを標準搭載した、環境貢献商品「パルフェMS」(仮称)を7月1日より発売します。これはロングセラー商品「パルフェ」の特長であるフラットルーフを活かし、屋根全体にソーラーパネルを敷き詰めた大容量ソーラーを標準搭載した中部エリア限定モデルです。一般的な住宅の平均搭載量は3.8kW程度ですが、フラットルーフのハイムなら40坪弱の延床面積でも最大6.8kWの大容量搭載が可能です。夏場の電力不足が懸念される中、お客様からのニーズが高まっているソーラーシステムについて、新築住宅の搭載率100%を目指します。

中部エリアにてこれまでセキスイハイムでソーラーシステムを採用されたお住まいでの累計搭載量は約50,000kW。(100万kWの発電所の発電出力の約5%)またCO2排出量は累積で約50,000トン(森林換算ナゴヤドーム740個分)削減しています。これからもソーラーの大容量化を推進し、リフォームを合わせて年110%伸長のペースで「発電所」を増やし続け、累計搭載量を5年後には100万㎾の発電所の発電出力の約12%、10年後には同約22%とすることで、このエリアの自然エネルギーの促進に貢献していきます。

<ご参考>
セキスイハイムグループでは2008年10月に九州エリア、2009年4月に北海道、東北、中四国エリアで生販一体運営に移行していますが、いよいよ今年7月からは東京・近畿・中部でも生販一体化に移行、これにより全国7エリア(一部の地域を除く)で工場を持つ広域販売会社が誕生することになり、生販一体運営による地域密着経営体制が完了します。

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