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プレスリリース

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—生活スタイルに合わせた快適性と経済性を両立した全館換気空調システム搭載住宅—
『ツーユーホーム空気工房プラス』シリーズの発売について

  • ■ 「高い快適性」と「省エネ・経済性」を両立。太陽光発電時の売電メリットもしっかり享受
    ■ 高性能換気システムにより、業界最高水準の空気清浄性を発揮
    ■ 天井ビルトイン空調を標準装備。インテリア性と室内温度の均一性を向上

2010年9月28日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:高下 貞二)は、「健康・快適性」と「省エネ・経済性」の両立を可能にした全館換気空調システム搭載の木質ユニット住宅『ツーユーホーム 空気工房プラス』シリーズ※を10月23日(土)から全国(北海道、沖縄を除く)で発売します。
『ツーユーホーム空気工房プラス』シリーズは、ツーユーホームの特長である北海道・北東北レベル(次世代省エネ基準)の高い断熱性能が標準仕様の構造躯体(断熱Q値:2×6の場合1.6W/m²k以下、2×4の場合1.9W/m²k以下、気密C値:0.99cm²/m²以下)を最大限に活用。「高性能な換気システム」と「生活スタイルに合わせた全館運転制御ができる冷暖房システム」の2つの組み合わせにより、住まい全体の空気環境向上と冷暖房費低減の両立を実現します。当社では、これまでも室内空気質の改善など住み心地の向上に積極的に取り組み、木質系ツーユーホームでは2003年秋発売の高性能換気システム搭載住宅「ツーユーホーム空気工房」がこれまでもお客様に高い評価を頂いております。今回の『ツーユーホーム空気工房プラス』ではさらに、昨今の太陽光発電の採用拡大の社会状況を踏まえ「健康・快適性」と「省エネ・経済性」の両立ができる本格的なソーラー住宅時代にふさわしい「快適ソーラー住宅」として積極的に提案を行っていきます。

『ツーユーホーム空気工房プラス』シリーズの特徴

1.「高い快適性」と「省エネ・経済性」を両立。太陽光発電時の売電メリットもしっかり享受

『ツーユーホーム空気工房プラス』シリーズでは、「除湿・加温(かおん)ユニット」を装備し、梅雨時や夏は「除湿換気」を、冬の夜は冷え込みを和らげる「加温換気」を稼働。建物の高い気密・断熱性能の効果と合わせて、冷暖房を使わなくても過ごせる時間と空間を拡大します。さらに、冷暖房システムは夏・冬の気候の厳しい時期に、各室の空調機を暮らしに合わせて運転スケジュールや室温を制御することで、建物内を快適な温度環境にします。
また、太陽光発電の売電メリットにも対応。一般の24時間連続運転の全館空調と異なり、使用しない部屋の冷暖房を自動でOFFにする設定が可能なため、余剰電力を増やすことが可能。一般的な高断熱住宅で全館連続空調運転をした場合と比べ、年間約3万円の光熱費が削減できます。(当社試算:建築地東京、延床面積131m²、太陽光発電5.18kW搭載のプランで比較した場合)

2.高性能換気システムにより、業界最高水準の空気清浄性を発揮

『ツーユーホーム空気工房プラス』シリーズでは、これまで好評の「空気工房」よりさらに性能を強化した空気清浄フィルターを採用。花粉除去率99.9%以上、カビ菌除去率96%以上、排ガス等に含まれる二酸化窒素除去率80%以上など、業界最高水準の空気清浄性を備えます。また、お客様のご要望により冬の過乾燥を抑制する「加湿ユニット」もご用意。健康的な室内空気環境へのご要望に高いレベルで対応いたします。

3.天井ビルトイン空調を標準装備。インテリア性と室内温度の均一性を向上

『ツーユーホーム空気工房プラス』シリーズでは、LDKなど1階の主要室に天井ビルトインタイプの空調を標準装備。木質住宅らしい「あらわし梁」風の納まりデザインで部屋の印象も高めます。また、一般の壁掛タイプのエアコンは窓の横など部屋の隅に配置され、LDKなどの大きな空間では温度ムラが発生しがちでしたが、天井設置にすることで最適な位置に配置でき、室内の温度均一性が向上します。

  • ※『ツ—ユーホーム空気工房プラス』は2×4工法のミオーレと2×6工法のグランツーユーに採用可能です。

■開発の背景

昨今、花粉やカビ菌、ハウスダストなどのアレルゲンの少ない健康的な室内空気環境への関心がますます高まりをみせています。同時に地球温暖化対策として住まいや冷暖房の省エネルギー化、太陽光発電設備への支援等、国の政策実施が契機となり、光熱費の低減といった経済性も大きく注目されるようになってきました。当社ではこれらの現状を踏まえ、「健康・快適性を高めた生活」と「省エネ・経済性」を両立した提案を可能にするため、新たに全館換気空調システムを開発し、「ツーユーホーム」シリーズに搭載します。

■『ツーユーホーム空気工房プラス』の特徴

1.「高い快適性」と「省エネ・経済性」を両立。太陽光発電時の売電メリットもしっかり享受

『ツーユーホーム空気工房プラス』シリーズは「高性能な換気システム」と「生活スタイルに合わせた全館運転制御ができる冷暖房システム」の2システムと、北海道・北東北レベルの高い断熱性(次世代省エネ基準)が標準仕様の構造躯体(断熱Q値:2×6の場合1.6W/m²k以下、2×4の場合1.9W/m²k以下、気密C値:0.99cm²/m²以下)を組み合わせて快適性と経済性を両立する住宅です。「換気システム」には「除湿・加温(かおん)ユニット」を装備。梅雨時や夏は「除湿換気」を、冬の夜は冷え込みを和らげる「加温換気」を稼働し、ダクトを通じて全館に給気。「除湿・加温」ともに低出力設計ながら建物の高い断熱・気密性能の効果で、本格的に冷暖房を使わなくても過ごせる時間と空間を拡大します。一方、「冷暖房システム」は夏・冬の気候の厳しい時期に、各室の空調機を生活スタイルに合わせて「快適・省エネコントローラー」で集中制御。必要な時・必要な場所を快適性の高い温度環境にします。これら2つのシステムを、年間を通じて賢く組み合わせた運転設定にすることで全館の快適性と省エネ性を両立します。
また、当社では大半のお客様が太陽光発電システムをご採用されますが、『ツーユーホーム空気工房プラス』シリーズでは太陽光発電時の売電メリットにも対応。太陽光発電は日中に発電した電気のうち自宅で使いきれずに余った電力(=余剰電力)を電力会社に売る仕組みのため、昼間に多くの電力を使用すると売電金額が減少します。「空気工房プラス」は一般的な24時間連続一律運転の全館空調と異なり、冷暖房の運転スケジュール設定が可能です。昼間使わない子供部屋や寝室の冷暖房を自動的にOFFにすることで「余剰電力」を増やすことができます。
試算では一般的な高断熱住宅で全館24時間連続空調をした場合と比べ、「ツーユーホーム空気工房プラス」で生活スタイルに合わせて運転制御した場合、年間約3万円の光熱費メリットを創出することができます。注1)

注1)[試算条件] 建築地:東京/建物:延床面積131m²、太陽光発電5.18kW搭載プラン/空調:(1)一般の高断熱住宅(Q=2.7)の空調:暖房21℃・冷房27℃ 連続運転、(2)ツーユーホーム(Q=1.6)の空調:暖房22℃・冷房28℃ 下記「快適・省エネ運転スケジュール」/給湯、照明、その他電力は当社シミュレーション設定/光熱費は2010年9月現在の東京電力の料金体系、太陽光発電の買取金額は48円/kWhで試算

2.高性能換気システムにより、業界最高水準の空気清浄性を発揮

「空気工房プラス」は、これまでよりさらに性能を強化した空気清浄フィルターを採用。プレフィルター、除塵フィルター、NO2フィルターの高性能3層フィルターにより花粉、カビ菌、二酸化窒素、臭いなど空気の汚れを除去して給気します。これにより、花粉除去率99.9%以上、カビ菌除去率96%以上、排ガス等に含まれる窒素酸化物除去率80%以上など、業界最高水準の空気清浄性を備えます。またお客様のご要望により、冬の過乾燥を抑制する「加湿ユニット」もご用意。健康的な室内空気環境へのご要望にも高いレベルで対応いたします。

・プレフィルター: 一番屋外側に設置するフィルターで0.5mm以上の大きな埃や虫を除去
・除塵フィルター: 空気中の微細な汚れを除去。 花粉除去率 99.9%以上※1
カビ菌除去率96%以上※2、黄砂除去率 約93%※3など
・NO2フィルター: 二酸化窒素(NO2)を80%以上除去※4、外気の臭いを脱臭
・加湿ユニット: 給水の手間なく導入外気を加湿し、冬の過乾燥を抑制

※1 大気塵10μm以上(花粉粒径)での計測法による捕集率測定結果(東レ(株)調べ) ※2 実環境下での除去率測定結果(当社調べ) ※3 環境省データによる黄砂粒径からの推定値(当社調べ) ※4 試験室内での除去率測定結果(東レ調べ)

3.天井ビルトイン空調を標準装備。インテリア性と室内温度の均一性を向上

「空気工房プラス」はリビングダイニングなど1階の主要室には、天井ビルトインタイプの空調機を標準装備。1階2.6mの高い天井高を活かし木質住宅らしい「あらわし梁」風の納まりデザインを標準化し部屋の印象を高めます。
また、「空気工房プラス」では、温度差の少ない快適な温度環境も実現。一般的な壁掛タイプのエアコンの場合、窓の横など部屋の隅に設置されLDKなどの大きな空間では温度ムラが発生しがちでしたが、天井設置の場合最適な位置に配置でき、室内の温度均一性を向上させることができます。
さらに、廊下・ホール等、非居室の快適性についても、高い気密・断熱性をベースに全館にダクトで給気する「除湿換気・加温換気」と冷暖房システムを賢く組み合わせた運転スケジュールの効果で、夏の熱ごもりや冬の不快な寒さを抑えます。注2※

注2)[試算条件] 建築地:東京/外気条件:1月の代表日/建物:グランツーユー(Q=1.6)、一般の高断熱住宅(Q=2.7)/延床面積131m²/空調条件:1階2台・2階3台、前頁「快適・省エネ運転スケジュール」で運転(加温換気はツーユーのみ)

■販売価格

販売価格は3.3m²あたり56万円台から。(2×4工法 ミオーレに搭載した場合)

■販売目標

2010年度下半期の販売目標は500棟、来年度1,200棟を計画しています。

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