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『グランツーユー・スイートワンストーリーハウス』の発売について
−高齢化社会を見据え、高齢者にとっての理想の住まいを平屋で実現−
 
■老後の住まいに関するアンケートの結果に基づき、老後の理想の住まいを「検証」で実現
■高気密・高断熱の骨太な2×6躯体で、「平屋」のメリットをさらに強化、またデメリットを解消

2006年10月30日
積水化学工業株式会社
  今後、2010年には全世帯のうちの20.6%(5世帯に1世帯)が高齢者のみの世帯(国立社会保障・人口問題研究所/2003年10月推計)になるとの報告がありますが、先頃、セキスイハイムグループではこれから本格化する高齢化社会において、高齢者が老後の理想とする暮らし方や住まいとは何かを検証するべく、中高年齢層に対して「老後の理想の住まいについて」のアンケート調査を実施。結果、約7割の方々が「ワンフロアーの生活」に関心が有り、中でも男性においては「戸建平屋」が理想の住まいとして支持されていることが判明しました。
 『グランツーユー・スイートワンストーリーハウス』は、老後の暮らしをより快適に謳歌して頂くため、平屋のメリットを更に強化し、またデメリットを解消。さらにセキスイハイムグループが1990年から続けてきた加齢配慮研究や介護支援の技術を基に、温度差の少ない広々とした空間を実現し、室内の空気の質にも拘った「平屋」住宅として発売致します。

新商品『グランツーユー・スイートワンストーリーハウス』の主な特徴

1.平屋のメリットをさらに強化

『グランツーユー・スイートワンスートリーハウス』は、従来、一般的とされてきた平屋住宅のメリット(最大の段差である階段がない等のメリット)を次の点でさらに強化しました。(1)エイジレス設備の標準化 (2)車椅子動線シミュレーションの提案など高齢者に優しい配慮 (3)地震に対する不安を解消するために地盤の強さ・建物の耐震性の「見える化」ができる耐震診断システム「ユレナビ」を導入、日常生活の安心を高めています。

2.平屋のデメリットを解消

『グランツーユー・スイートワンストリーハウス』は、従来の平屋のデメリット(断熱性が低くなる、空気質が悪くなるなど)を次の点で解消しました。(1)断熱性能は北海道に要求される次世代省エネ基準を達成 (2)室内の空気の質をコントロールする「空気工房」の採用により、高齢者の暮らしに欠かせない快適で健康な住まいを実現。

3.経済的な暮らしをサポート

『グランツーユースイートワンストーリーハウス』は気密・断熱性能の高い構造躯体とオール電化システム、エコキュートなどの採用により光熱費を削減。さらに、太陽光発電システムとの組み合わせで、年間の光熱費ゼロも可能とし、高齢者の経済的な暮らしをサポートします。
*「スイート」は一揃えを意味します(英語、exホテルのスイートルーム)
*「ワンストーリーハウス」は平屋を意味します(英語)

■『グランツーユー・スイートワンストーリーハウス』開発の背景

2010年には5世帯に1世帯が高齢者世帯(65才以上)に

 2003年10月推計の国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計」によると、2010年には全世帯のうちの20.6%(5世帯に1世帯)が高齢者のみの世帯になると推計されています。さらに、2020年には『3世帯に1世帯を超える水準まで上昇するとされています。

高齢者夫婦世帯の不便さを解消する住宅提供

 総務省統計局「平成15年住宅・土地統計調査」によると、高齢者夫婦世帯の80%が一戸建居住と高い割合を示しています。また建築年数の経った2階建ての割合が高く、子供達が独立した後、「広すぎて掃除が大変」「防犯面が心配」「階段の昇り降りが苦痛」「部屋と部屋などの段差につまずく」「断熱性の低さが不快」などといった点が問題となってきています。
  さらに、高齢者が要介護状態になった原因として1位:脳卒中、2位:転倒骨折、3位:衰弱化があげられています。以上のことから当社では「ヒートショックを防ぐ温度差のない住まい」「段差のない住まい」「万病の元となる風邪を防ぐ、きれいな空気の住まい」の提供が不可欠だと考えています。

キーワードは移動が楽な「ワンフロアー」

 団塊世代の定年退職が2007年から始まることから、リタイヤした団塊世代がどんな行動を起こすのか、様々な分野で注目されています。当社の調査研究機関である住環境研究所が実施した「老後の理想の住まい調査」によると、平屋やマンションなどの同一階配置(ワンフロアー)の暮らしを求めている人が約7割います。また一般的な2階建ての戸建ては意外に不評で、女性の支持はわずか1割、男性でも2割しかないということがわかりました。

以上のように、今回の『グランツーユー・スイートワンストーリーハウス』は、高齢化社会を見据え、老後の理想の住まいとは何かを検証。それを「平屋」として発売するものです。

■『グランツーユー・スイートワンストーリーハウス』の特徴

1.平屋のメリットをさらに強化

一般的に平屋住宅のメリットは―――

◇階段の昇り降りがないので段差のないワンフロアーの生活が営めます。
◇階段及び付随する通路等がないことによって、同規模の2階建てに比べ、コンパクトで効率のよい間取りが可能となります。
◇2階の荷重がないため、地震や台風等の自然災害に対して強い
◇足場不要のため、外装メンテナンスが容易

<強化ポイント>

(1)エイジレス設備の標準
 部屋間の段差を無くすのは勿論のこと、設備については、老後にも使いやすい当社オリジナルのエイジレスキッチン・エイジレスバス等を標準化しました。
(2)車椅子動線シミュレーション提案
 介護への要望に対して、また将来、万一車椅子生活を余儀なくされた場合の不安に対して、当社では3次元シミレーションシステム(アルファスシステム)を活用することで、車椅子動線を立体にて確認して頂くことを可能としました。
(3)「ユレナビ」による高耐震の「見える化」
 グランツーユーでは2006年4月木造住宅初の邸別耐震診断システム「ユレナビ」を導入しました。邸別に建築予定地の地盤と建物プランにて、直下型及びプレート型の大地震に対しての損傷度合いを想定することができ、その高い耐震性を確認して頂くことが可能です。
(4)品確法の「劣化の軽減」の項目にて、最高等級(60年以上)を標準仕様にてクリア
 グランツーユーは外通気工法により、壁内結露の発生を抑えることができます。構造躯体の耐久性はもちろん、20年長期保証制度や60年長期サポートシステムも有り、正に老後のメンテナンスの不安を解消します。

2.平屋のデメリットを解消

一般的に平屋住宅のデメリットは―――

◇同規模の2階建て住宅に比べ、外気に接する床・屋根(天井)の面積が多くなるため、断熱性能の低い平屋住宅では、温度差が発生し易いというデメリットがあります。特に、床の断熱性能が低い住宅にて平屋建てにすると底冷えがするというデメリットがあります。
◇平屋建て住宅は上下差が少ないため、温度差による自然換気がほとんど期待できません。したがって、室内の空気が籠りがちになるというデメリットがあります。また、高齢になれば、防犯や手間から窓の開閉をしなくなることもあり、空気が淀み、そのことが風邪の原因となり、最悪は肺炎等の重病から衰弱化することも有ります。

<解消ポイント>

(1)断熱性能は北海道に要求される次世代省エネ基準を達成
 グランツーユーは厳しい省エネ基準である次世代省エネ基準の中でも、最も高い断熱性能の要求される北海道基準(I地区)の断熱性能を標準仕様で達成しています。
  特に、床の断熱性能は一般的な省エネ住宅(新省エネ基準)の仕様に比べて、3.1倍もの断熱性能の高さがあり、温度差のない室内と共に底冷えの少ない快適な住み心地を実現しました。また、そのことは、要介護の原因であるヒートショックによる脳卒中の予防にもつながると考えます。
(2)「空気工房」により室内空気の質をコントロール
 空気が淀みがちな平屋住宅において、機械換気システムによる確実な換気は重要と考え、グランツーユーは機械換気の中でも最も確実性のある第一種換気システムの「空気工房」を標準仕様として採用しています。確実な換気だけでなく、高性能3層フィルターで外気を浄化して室内に取り入れるので、花粉やNOX等の粉塵もシャットアウトします。さらに、梅雨から夏にかけては、搭載している除湿機能により室内の湿度を60%以下に抑え、アレルギーの元になるカビやダニの発生も防ぐことから、体調管理にも効果的です。

3.経済的な暮らしも実現(光熱費ゼロも可能)

『グランツー・ユースイートワンストーリーハウス』は気密・断熱性能の高い構造躯体とオール電化システム、エコキュートによって、同規模の一般的な省エネ住宅に比べて大幅な光熱費の削減が可能です。さらに、太陽光発電システムとの組み合わせにより、年間の光熱費ゼロも可能としています。

※平屋建て市場について
 2005年度1〜3階建居住専用住宅の着工数は484,309戸で、うち平屋建ては27,626戸の5.7%で推移しています。(建築統計年報より)