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新光熱費ゼロ基準の第1弾商品
―『パルフェ マスターデザイン』の発売について―
 
■次世代省エネ基準の1ランク上に性能をアップ
■「ゼロハイムFAN」サイトで省エネ生活をサポート
■C値を実邸測定、快適性能を見える形に
 

2006年4月4日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社(社長:大久保尚武)住宅カンパニー(プレジデント:東郷逸郎)は4月29日(土)から新しい基準の光熱費ゼロ住宅『パルフェ マスターデザイン』※1(鉄骨系ユニット住宅)を全国(沖縄、一部積雪地域を除く)で発売します。当社が「光熱費ゼロ住宅」を発売したのは2003年1月ですが、2005年度には太陽光発電システム(以下PV)搭載住宅の34%までが「光熱費ゼロ住宅」となっています。この3年間の間に省エネ機器の性能アップといったハード面が進化するとともにお客様の生活実態や生活経験からニーズが明確になってきたことから、2006年4月より新しい光熱費ゼロ基準へと改定し、「光熱費ゼロ住宅」の普及ピッチを高めていきます。新商品『パルフェ マスターデザイン』は新光熱費ゼロ基準の第1弾商品となります。
※1 「マスター」には「主人・リーダー」以外に「最上の」「自由に駆使する」の意味がある。 『パルフェ マスターデザイン』は環境・快適・安心において「最上の」「邸別に自由に駆使した」家の意味を込めて命名しました。
―新商品『パルフェ マスターデザイン』の訴求ポイント―
1.経済性(光熱費ゼロ)の追求
(1)「新光熱費ゼロ基準」を設定
光熱費ゼロ住宅
=
1ランク上の
次世代省エネ基準の
構造躯体
+
最新型
エコキュート
(オール電化)
+
4kW以上の
太陽光発電
システム
+
省エネ
コンサルティング
サービス
 『パルフェ マスターデザイン』は4kW以上のPV搭載で「光熱費ゼロ」が可能なポテンシャルを有しています。また、大容量のPV開発により小規模建物でも6kWまで搭載可能となり、さらに快適な生活を「光熱費ゼロ」で実現します。
(2)次世代省エネ基準の1ランク上に断熱性能をアップ
 開口部をアルミ樹脂複合サッシに統一し断熱性能をさらにUP。次世代省エネ・地域レベルを超える断熱性能(モデルプラン標準値:Q値=2.12)を標準仕様としました。
(3)省エネ生活のサポートを強化
 『パルフェ マスターデザイン』では「光熱費ナビ」※2を標準仕様としました。省エネ生活の「見える化」を推進するため新たに「ゼロハイムFAN」サイトを立ち上げ、従来の「シミュレーション」提示から双方向の「コンサルティングサービス」へと転換を図ります。
※2 太陽光発電の発電電力や家庭での消費電力、電力会社との売買電力を数値で表示
2.快適性の追求
(1)オールシーズン快適な暮らしが実現
 冬の快適提案としては「ウォームファクトリー」(床下蓄熱暖房)と「エアーファクトリー」(熱交換型第一種換気システム)を昨年導入して好評を博していますが、『パルフェ マスターデザイン』では、夏の快適提案として「クールファクトリー」(パッシブ排熱遮熱システム)の性能アップを実施、オールシーズン快適な暮しを実現します。
(2)C値を実邸測定・提示、μ値を設計検討時に邸別チェック
 当社では、これまで断熱性能Q値※3・光熱費・LCC・耐震性能ユレナビなどを邸別に測定・提示していましたが、今回の『パルフェマスターデザイン』から夏場の冷房性能に大きく影響する日射取得係数μ値※4を設計検討時に邸別チェックします。また、快適性能に大きく影響する気密性能C値※5についても邸別に実邸測定・提示、快適性能の「見える化」を推進します。
※3 Q値とは熱損失係数のこと。数字が小さいほど断熱性能は高くなります
※4 μ(ミュー)値とは建物内に侵入する日射熱率のこと。数字が大きくなると冷房負荷が増加します
※5 C値とは相当隙間面積のこと。建物の隙間の大きさを示す数値で数字が小さいほど気密性能は高くなります
[1].開発の背景
1.環境のトップランナー目指して
 京都議定書の発効など環境負荷軽減に対する社会の要請が高まるなか、積水化学グループでは昨年、「環境トップランナープラン」を策定、環境経営の取り組みを強化しています。2010年度のCO2削減目標は1990年比10%削除(国の目標は6%減)、環境貢献製品を50%(2004年度29%)に拡大する目標を掲げています。
  「光熱費ゼロ住宅」は2005年度でPV搭載住宅の34%ですが、将来的には「全棟が光熱費ゼロ住宅になること」の実現を目指しています。
2.3年間でハードの進化とニーズが明確化
 この3年間で省エネ・創エネ性能の向上といったハードの進化とともにPVの採用率が大幅に向上してきました。
ハードの進化
(1) 当社戸建住宅の98%が次世代省エネ基準対応
    (2) エコキュートの多機能化等性能UPとともに採用率が61%まで拡大
    (3) 大容量のPV開発により、採用率54%、平均容量4.3kWまで拡大
    (4) エアコンや家電・照明等の省エネ性能の向上
 また、お客様の生活実態や生活経験から当社の取り組みに対するお客様のニーズが明確になってきました。住宅カンパニーの調査・研究機関であるM住環境研究所が行った「PV採用邸の実態調査(2005年10月〜11月)」では、4.5kW以上のPVを搭載した家庭の36%が年間光熱費収支ゼロ未満、55%が年間2万円未満を実現しました。また、省エネ派、快適派などのお客様個々の生活の仕方によって光熱費の変動幅が大きいことや、結果として光熱費の金額結果に関らずお客様の満足度は高いことが定量把握できました。一方、お客様のさらなる要望ポイントは温熱を中心とした快適性の向上や省エネ生活への支援要望でした。
お客様の声
(1) 冬場のエアコン暖房への不満
    (2) 夏のエアコンに対する省エネ要望
    (3) 省エネ生活をやりやすくする工夫
    (4) エネルギー以外の環境配慮サポート
[2].『パルフェ マスターデザイン』の特徴
1. 経済性(光熱費ゼロ)の追求
(1)「新光熱費ゼロ基準」を設定
<従来の光熱費ゼロ基準>
光熱費ゼロ住宅
=
次世代省エネ基準の
構造躯体
+
エコキュート
(オール電化)
+
4.5kW以上の
太陽光発電
システム
+
お客様の
省エネ努力
<新光熱費ゼロ基準>
光熱費ゼロ住宅
=
1ランク上の
次世代省エネ基準の
構造躯体
+
最新型
エコキュート
(オール電化)
+
4kW以上の
太陽光発電
システム
+
省エネ
コンサルティング
サービス
 これまでの「光熱費ゼロ住宅」の基準は、・次世代省エネ基準の構造躯体 ・高効率設備機器エコキュート ・オール電化・深夜料金電力利用・4.5kW以上のPVと・お客様の省エネ努力でした。
  新基準では、・1ランク上の構造躯体 ・最新型エコキュートの採用 ・オール電化・深夜料金電力利用・4kW以上のPVと・標準仕様の「光熱費ナビ」を使い、新たに立ち上げた「ゼロハイムFAN」サイトによるコンサルティングサービスの実施 に改定しました。今回の『パルフェ マスターデザイン』は、この新光熱費ゼロ基準を採用した住宅の第1弾商品です。
(2)次世代省エネ基準の1ランク上に性能をアップ
 開口部は断熱性能を高めるためにアルミ樹脂複合サッシに統一。次世代省エネ基準・地域レベルを超える断熱性能(モデルプラン標準値:Q値=2.12)を標準仕様とし、省エネ性、快適性をさらに高めました。
<次世代省エネ基準の地域別性能基準値>
  [1]地域 [2]地域 [3]地域 [4]地域 [5]地域 [6]地域
次世代省エネ基準(Q値) 1.60 1.90 2.40 2.70 2.70 3.70
(3)省エネ生活のサポートを強化
 『パルフェ マスターデザイン』のPVは標準仕様の「光熱費ナビ」により、発電電力量と消費電力がリアルタイムで表示できます。邸別の電力消費実績をもとに生活の「省エネコンサルティングサービス」を展開するため「ゼロハイムFAN」サイトを立ち上げます。一歩踏み込んで生活スタイルに合わせた提案をすることで、お客様の快適な省エネ生活の「見える化」を推進します。
2.快適性の追求
(1)オールシーズン快適な暮らしが実現
 快適な空気環境を実現するために「温熱と空気の最適なシステム」を開発しました。長年培ってきたユニット工法による高気密・高断熱の躯体と基礎構造を活かし、温度と空気の質を徹底的に追求。オールシーズン快適な暮らしを実現します。
夏の快適さを実現する「クールファクトリー」の概要
 夏の寝苦しさや蒸し暑さは温度や湿度などが原因で、日本の温暖な地域では「夏を旨」とする開放的な設計手法が用いられてきました。また、人間生活工学に基づく当社調査では、室温を少し下げる、あるいは微風があるだけで快適さが変わることがわかっています。「クールファクトリー」はそうした人間生活工学に基づいて開発したシステムで、「起風天窓」「通風電動シャッター」「欄窓・地窓」「スクリーン付き窓庇」「オーニングテント」の5つのアイテムがあります。これらの遮熱・排熱の効率をあげることにより、夏場の温熱環境を改善します。
具体的効果としては
(1)エアコン時間を6割短縮
一般家庭では、リビングにおけるエアコンの冷房時間は約1,000時間(年間)ですが、「クールファクトリー」では遮熱・排熱効果によって約400時間程度に短縮することができます。
(2)安眠温度29℃で快適な睡眠
寝室では夜間の気温の下がった外気を取り入れることで、安眠温度29℃を維持し、快適な睡眠を可能にします。
(3)「冷えすぎない」冷え性対策
女性に多いといわれる冷え性。エアコンによる冷やし過ぎは大きな問題です。「クールファクトリー」では、身体全体が冷えすぎない温度環境を維持することができます。 このように排熱・遮熱のトータル技術で、エアコンだけに頼らない健康・快適で経済的な夏の暮らしを実現しました。
(2)C値を実邸測定・提示、μ値を設計検討時に邸別チェック
 これまで、断熱性能Q値・光熱費・LCC・耐震性能ユレナビなどを邸別に測定し、お客様にわかりやすく伝えてきました。今回の『パルフェ マスターデザイン』からは、加えて夏場の冷房性能に大きく影響する日射取得係数μ値を設計検討時に邸別チェックし最適なプランニングを行います。また、設計通りの性能が確保できているかどうかの確認システムとしてホルムアルデヒド・VOCを邸別に測定・提示してきましたが、その一環として気密性能C値についても邸別に実邸測定・提示し、快適性能の「見える化」を推進します。
3.タイル外壁にプレミアムカラーを導入
 高級感、耐久性などからタイル外壁が人気ですが、『パルフェ マスターデザイン』では専用カラーの「プレミアムレッド」と「プレシャスホワイト」を新たに導入します。タイルの色は専用カラー3色、スタンダードカラー3色に充実、選択幅を広げるとともに高級感を演出しています。
  当社ではタイル仕様の比率が2003年度35%、2004年度45%、2005年度58%と年々増加していますが、耐久性が高く、LCC(ライフサイクルコスト)の上からも優位ということで年々比率が高まっていると考えています。
[3].販売価格と販売計画
販売価格は3.3m2あたり69万円(標準仕様 140m2)から (PV4.1kW、ウォームファクトリー、クールファクトリー、エアーファクトリー、プレミアムレッド磁器タイル外壁を含む) 販売計画は2006年度2,000棟を計画しています。
[参考]
ウォームファクトリー
 「基礎断熱」と「床下蓄熱暖房」により床から1階全体を暖める発想の暖房システム。上下・室間の温度差が少ない快適な空間が実現します。
エアーファクトリー
 安定した給排気を行い、住まいそのものが空気清浄機という発想の第一種換気システム。高性能3層フィルターで花粉やホコリを大幅除去。除湿機能も有し、1年を通じ快適な空気質が実現します。
『パルフェマスターデザイン』外観
『パルフェマスターデザイン』外観
<プラン例>
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