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新光熱費ゼロ住宅『パルフェ』の発売について
■建物外観を際立たせる重厚感ある新タイル外壁の導入
■LCC(ライフサイクルコスト)を60年間で約1600万円軽減
■「快適な冬と夏の暮らし」をサポートする新メニューの導入

2004年3月30日
積水化学工業株式会社
積水化学工業株式会社(社長:大久保 尚武)住宅カンパニー(プレジデント:安田 友彦)は新光熱費ゼロ住宅『パルフェAE』※1(鉄骨系ユニット工法)を4月30日(金)から全国(沖縄、一部積雪地域を除く)で発売します。 当社は「地球環境にやさしく、60年以上安心して快適に住み続けることのできる住まいの提供」を基本理念に、光熱費ゼロ住宅等、快適さを追求しながらLCCに優れた住まいづくりを行ってきました。今回新発売する『パルフェAE』は「光熱費ゼロ住宅」のコンセプトを踏襲しつつ、タイル外壁住宅ならではの際立った重厚感とLCCの軽減を実現、併せて、エネルギー消費量の大きい「冬と夏の暮らし」に着目し開発した住宅です。

T.LCCの軽減
@ 高耐久でメンテナンス費が軽減でき、重厚感あふれる新タイル外壁(14mm磁気タイル+ガルバリウム鋼板下地※2)
 
  • タイル外壁ならではの重厚感、メンテナンス費軽減、高耐久に加え、ガルバリウム鋼板下地を採用し厚物タイル外壁にも関わらず軽量。工場で施工するため、足場や施工工数が削減でき経済的です。
  • 屋根は高耐久で塗り替えの心配が少ない「ステンレス屋根」と「アルミ庇」
      ※2 ガルバリウム鋼板:溶融55%アルミニウム亜鉛合金メッキを施した高耐久鋼板。緻密なアルミニウムの酸化皮膜が鋼材の白錆等を防止します。
A 新光熱費ゼロ仕様
 
  • 「Q値2.24」次世代省エネ基準V地区対応の高気密・高断熱の構造躯体(次世代省エネ基準V地区2.4以下)
  • 多様な屋上利用を可能にする高効率・省スペースの「単結晶太陽光発電システム」
  • 外気熱を活用する高効率な「エコキュート」(CO2ヒートポンプ給湯器)
B 60年間でLCCを約1600万円軽減                          *延床面積140.68u・東京地区の場合(当社試算)
 
  パルフェAE 一般住宅 コストメリット
光 熱 費 △960(年16) 13,440(年224) 14,400(年240)
メンテナンス費 7,579 9,689 2,110
合   計 6,619 23,129 16,510
C
初期投資を約16年で回収 (単位千円)
U.「快適な冬と夏の暮らし」をサポートする「温熱バリアフリーシステム」と「パッシブ通風遮熱システム」
@ 冬の住居内温度差を縮小し、ヒートショックの危険性を軽減する「温熱バリアフリーシステム」
 
  • 経済的でクリーンな「温熱バリアフリーシステム」(基礎断熱+床下蓄熱暖房システム)によりヒートショックの危険性を軽減
  • 基礎断熱仕様(べた基礎+基礎内面の断熱材)により床下、床上の温熱環境を一体化。
A 夏の暑苦しさ、寝苦しさ、冷房病を軽減する「パッシブ通風遮熱システム」
 
  • 室温を約3℃下げる高い排熱効果を持つ新機構天窓「起風天窓」
  • 日射取得量をコントロールする「遮熱スクリーン」
  • III. 光熱費ゼロ住宅・専用住宅ローン(住友信託銀行と共同開発)
     
  • 太陽光発電システムの発電容量を基準に金利設定した、店頭金利より低金利の長期固定型住宅ローンを新設。
  • ※1 AEはAdvance Editionの頭文字で「光熱費ゼロ住宅をさらに進化させた住宅」という意味を込めてネーミングしました。
    ■『パルフェAE』の特徴
    T.開発コンセプト
    @年々住宅は快適で便利なものになっていますが、快適さが増すにつれてエネルギー消費量が拡大する傾向にあります。特に冷暖房に関しては顕著であり、例えばヨーロッパの国々は日本の数倍(気温条件が日本に近いイタリアでさえ約3倍)冷暖房用エネルギーを消費しています。「快適さを追求しながら省エネルギーを実現する」ことが今後の住宅開発の重要テーマと言えます。『パルフェAE』は「快適性、環境、経済性の両立」という「光熱費ゼロ住宅」のコンセプトを踏襲しつつ、厳しい気候条件下の「冬の暮らし」と「夏の暮らし」に着目し開発した新商品です。
    Aタイル外壁は重厚感や高級感、耐久性の高さ、メンテナンスが軽減できることから人気の高いものです。しかし、現場でタイルを貼る時に多くの施工工数や足場が必要であるためコストが高いことが課題とされてきました。当カンパニーではこの課題を工場でタイルを貼ることで解決、受注戸建住宅(三大都市圏)の4割以上がタイル外壁を採用するなど大変好調に推移しています。『パルフェAE』ではこの強みを活かし、新タイル外壁を導入しました。
    U.光熱費ゼロ仕様と新外壁でLCCを60年間で約1600万円軽減

    1.高耐久でメンテナンス費用が省け重厚な「新タイル外壁」等の外構部品
    外壁は「タイル」、屋根は「ステンレス」、庇は「アルミ」と、外気に接する部位は全て高耐久でメンテナンスがほとんど不要。将来のメンテナンス費用が軽減できます。
    @新タイル外壁は「14mmの厚物タイル+ガルバリウム鋼板下地」。厚物タイルを採用することで意匠性と重厚感を向上し、下地には軽量で錆に強いガルバリウム鋼板を採用しています。また、工場でタイルを貼ることで、現場貼りで発生する施工工数や足場費用が削減でき経済的です。
    A屋根材にはステンレス、庇にはアルミを採用。高い耐久性を持ち、メンテナンス費用も軽減できます。
    2.新光熱費ゼロ仕様を採用
    昼間時使用量を超える太陽光発電を行い「昼間の電力売電金額≧電力購入金額」となるよう設計。
    @次世代省エネ基準V地区対応の「Q値2.24」の高気密・高断熱な構造躯体
    『パルフェAE』は壁に細繊維グラスウール13kg/m3 厚さ100mm、天井にはグラスウール10kg/m3厚さ140mm、床下の基礎断熱(べた基礎+立ち上げ面ポリスチレンフォーム3種)でしっかりと包み、窓にはアルミ樹脂複合サッシ(アルプレックス)を採用。次世代省エネ基準V地区(東北地方南部、長野県)対応のQ値2.24の高気密・高断熱の躯体によりエネルギー消費量と光熱費を軽減します。
    A大容量で高効率な太陽光発電システム
    『パルフェAE』では発電出力200Wの単結晶セル太陽光発電システムを搭載しています。単結晶タイプは発電効率が高いため、少ない面積で大容量の発電が可能です。太陽光発電システム搭載部分を除く屋根は、天窓や屋上バルコニー等、様々な利用が可能となります。
    B高効率給湯器「エコキュート」
    『パルフェAE』で採用した「エコキュート」は外気の熱を活用する発熱効率の高い給湯器です。通常の燃焼式の給湯器に比べ、CO2排出量は約1/5、光熱費は約1/2となっています。
    C経済的な深夜電力利用のオール電化仕様
    深夜電力は昼間の約1/3の価格です。太陽光発電システムにより価格の高い昼間は売電、安い深夜は電力購入となるため非常に経済的です。また、オール電化仕様は住居内で火を使わないため、安全で空気の汚れも少なくなります。
    3.60年間でLCCが約1600万円軽減
    『パルフェAE』は「光熱費ゼロ」仕様とメンテナンス費の少ない「新タイル外壁」「ステンレス屋根」「アルミ庇」を採用したことにより、太陽光発電システムやエコキュートを設置しない塗装外壁、セメント瓦の住宅に比べ60年間で約1600万円LCCが軽減できます。
    *延床面積140.68u・東京地区の場合(当社試算)
      パルフェAE 一般住宅 コストメリット
    光 熱 費 △960(年16) 13,440(年224) 14,400(年240)
    メンテナンス費 7,579 9,689 2,110
    合   計 6,619 23,129 16,510
    (単位千円)
    (主なメンテナンス条件) パルフェAE:庇は20年周期で塗装、外壁は30年目に目地補修、PVは30年で交換
      一般住宅:屋根、外壁を10年周期で塗装
      4.初期投資を16年で回収
    光熱費ゼロ仕様、高耐久・快適仕様の導入により初期コストは約500万円アップしますが、年間の光熱費、メンテナンス費の軽減(約32万円/年)により、約16年で初期投資分は回収できます。
      「パルフェAE」モデルプランのLCC:140.68u
      (単位千円)
      初期価格UP LCC削減額(年) 回収年数
    AE仕様 5,000 319 15.7年
    ※AE仕様…多結晶太陽光発電(5.5kw)・エコキュートUP額・高耐久快適仕様UP額
    (太陽光発電・エコキュート金額には補助金も計算しております。)
    V.「快適な冬と夏の暮らし」をサポートする「温熱バリアフリーシステム」と「パッシブ通風遮熱システム」
    1.冬の暮らしをサポートする「温熱バリアフリーシステム」

    「基礎断熱」によって温熱環境が床上と一体化した床下に「床下蓄熱暖房システム」を設置。深夜蓄熱した熱を早朝より放熱し1階の床全体を暖めることにより、個別暖房を利用した時の課題である住居内温度差を軽減します。居室と非居室(浴室など)の室温差を解消し、ヒートショック※3の危険性を軽減します。
    ※3ヒートショックとは
    温度差により心臓や脳にショックを受け、心疾患、脳梗塞等の症状を起こすこと。
    暖房の効いた居室から寒い非居室(浴室等)に移動した時に多く発生します。2000年の浴室における死亡者数は溺死を含め10,000名を超えています。
    2.夏の寝苦しさや蒸し暑さ、冷房病を軽減する「パッシブ通風遮熱システム」
    寝苦しさ、蒸し暑さには温度、湿度から光や臭いまで様々な要因がありますが、特に大きなものとしては、室温、湿度、空気の動きがあります。人間生活工学に基づく当社調査の結果、室温がわずかに下がり微風があるだけでも快適さは大きく向上します。「パッシブ通風遮熱システム」は起風天窓や通風シャッター、居室ドアの上部に設置した欄間等により、室温で約3℃の排熱効果と秒速0.1mの微風を作り出し、夏の夜の寝苦しさや蒸し暑さを軽減します。

    @起風天窓
    約0.8u(通常の2倍)の大きい天窓を設置、屋根上の微風により排熱します。従来の片開き式の天窓から上下開放機構に変えることで安定した排熱が可能となりました。起風天窓は面積が大きいため採光効果も高く、昼光を積極的に利用することにより快適な光環境を実現します。
    Aスリット付通風シャッター
    南面開口部には通風シャッターを設置、通風と防犯性を確保しました。また、室内ドアについても欄間ドアを採用、通風に配慮しています。
    B欄窓・地窓
    各居室には欄窓・地窓を配置して通風を確保します。起風天窓との高さに差をつけることと、起風天窓の負圧発生効果により効率的に排熱を行います。
    C遮熱スクリーン
    窓外に設置した遮熱スクリーンは風を取り入れながら日射を遮熱・遮光し、室内の快適性を向上します。

    W.床下の活用と温熱環境向上につながる基礎断熱
    北海道等寒冷地で増加している基礎断熱を標準化しました。従来、1階床の裏面に設置してきた断熱材を基礎立ち上げの内面に設置し、床下から快適な温熱環境にしています。このことにより、床下が床上と同様に使えます。
  • 床下ドロアー収納
    床下ドロアー収納は幅630mm×650mm高さ310mmのボックスを6個持つ収納。温熱環境が居室部と同様なため、日用品から衣服まで様々なものが収納できます。
  • X.光熱費ゼロ住宅用住宅ローン
    住友信託銀行と共同で太陽光発電システム搭載住宅用住宅ローンを開発しました。長期固定金利型の住宅ローン(20年、30年)で、太陽光発電システムの発電容量を基準に金利が変わります。住友信託銀行の店頭金利に比べ低金利となっています。
      3kW以下 4kW以下 5kW以下 5kW超 店頭金利
    20年固定 2.95% 2.90% 2.85% 2.80% 4.65%
    30年固定 3.10% 3.05% 3.00% 2.95% 4.80%
    ■販売目標
    2004年度1000棟を計画しています。
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