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撮影ウラ話2005年3月(1)
「駅篇」の撮影は、3月の終わりに横浜のスタジオで行われました。

撮影当日、スタジオに入ると、今回CMの舞台となる「海沿いにある小さな駅舎」を再現したセットができていて、スタッフのみなさんがカメラや小道具などのセッティングにいそしんでいるのですが…あれ?撮影現場の雰囲気が、いつもとちがう気がします。心なしか、いつにもまして男性陣がはりきっているというか、緊張しているというか。不思議に思いながら、彼らの視線をたどってみると、そこにはとある女優の姿が…。そうです!本作から阿部さん演じるハイムさんのお相手として、原沙知絵さんが登場するのです。
今回撮影される「駅篇」は、いままでとは舞台設定がちょっぴり異なるCM。ハイムさんの恋?が、謎に包まれていた主人公の過去が、明らかにされます。だから、おなじみのハイムさんの衣装も新調され、ぐっとロマンチックな雰囲気に。ハイムさんと、世界にたった一人の特別な女性。ふたりの愛情の機微に肉迫するために、いつになく緊迫した空気が撮影現場に漂います。
「もう少し寄り添って…はい、スタート!」
市川準監督の声を合図に撮影がはじまると、すぐに阿部さんと原さんの熱演が繰り広げられました。

「…しあわせを約束してくれますか?」「30年経って、おばさんになって、それでも、それでも、私をしあわせにしてくれるって、約束してくれますか?」特別な女性の特別な質問に、ハイムさんは彼女の手をしっかりと握り返すことで応えます。

劇中のセリフのほとんどをたったひとりで担う原さん。表情やしぐさだけですべてを演じきらなければならない阿部さん。ふたりの真剣な芝居に全神経を集中し、食い入るようにVTRモニターをのぞき込む市川監督。現場にいるすべての人間が固唾を飲んで見守るなか、監督が最終的にO.K.を出すと「ふーっ。」口々に大きな息が漏れ、緊張していたみなさんの顔に安堵の色がひろがっていく様子が印象的でした。
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となりのハイムさん「駅篇」の撮影風景はこちら
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