家づくりにかかるお金のこと 住宅ローンを知る

住宅ローンの種類、金利、仕組みを知って、納得の住宅ローンプランを計画しましょう。

住宅ローンは、何十年もかけて返済するものです。しかも、建てた家を担保に融資してもらうなど、考えただけで、不安になります。
しかし、その種類、金利、仕組みを知っておけば、安心です。
住宅ローンについてしっかりチェックして、納得の住宅ローンプランを計画していきましょう。

住宅ローン金利の種類をチェック

住宅ローンの金利には、固定金利と変動金利、固定金利選択型があります。固定金利は全期間固定のタイプと段階金利型固定のタイプとがあり、変動金利も一般的な変動金利のほか、固定金利選択型や、上限金利特約付変動金利とがあります。
一般に住宅ローンは高額で長期の借入れになるので、固定金利がセオリーですが、借入後にさらに金利が低下すると、結果的に金利負担が大きくなるというリスクもあります。ただし、低金利のものに借換を行うことによってある程度防げます。
将来、借換がしやすいよう、なるべく繰上げ返済を行ってローン残高を減らしておくなど、対策が必要です。

賢い返済プランを考える

全体の予算額が定まったら、そのお金をどこからいくら借りて、どのように、どれだけの期間で返済していくかを決めなければなりません。もちろん金利の計算も必要です。また家を建てた後にかかる光熱費や住まいのメンテナンス費用など、LCCについても考慮しておきたいものです。
これからのライフスタイルや収入などとも大きく関わってくるので、これはひとつの “人生設計”と言えるでしょう。

返済プランを計画する際に決めておくこと
  • ・ローン借り入れ先決定は、「低金利」「固定金利」「長期返済」を鍵に、自分に見合った融資を選択します。
  • ・借り入れ額の決定は、各ローンの融資限度額から組み合わせを考えます。民間ローンの使い方がポイントになります。
  • ・返済期間によって総返済額が変わってきます。返済期間を決める場合は、月々の負担も考慮が必要です。
  • ・返済をボーナスに頼りすぎるのは危険です。公庫ではボーナス返済比率は、月々:ボーナス=6:4と制限されています。
  • ・月々返済額決定も決めておきましょう。月々の返済額は、住宅専門誌の返済額早見表などで計算することで見えてきます

※収入制限により、たとえば公庫なら年間返済額の5倍の年収が必要。足りない場合はご夫婦の収入を合算して、世帯収入とみなしてもらいましょう。

チェックしておきたい住宅ローン減税

住宅ローン減税は、正式には「住宅借入金等特別控除」と呼ばれます。住宅ローン控除と言われることもあります。
自分が暮らすための家を、住宅ローンを利用して購入した場合に一定期間にわたって、住宅ローンの残高の一定割合を、所得税から控除してくれるというものです。
長期優良住宅、バリアフリー改修、省エネ改修、耐震改修など、近年は住宅ローン減税の対象も増えていますので、チェックしておきましょう。

住宅ローン申し込みの手順と仕組み

ローンの申し込みを行います。公庫・年金は申込期間が決まっているので、それに合わせて申し込みます。実際の契約は、家の引き渡し終了後。住まいが借金の担保となります。ローン契約は、多くの書類の整理や金融機関への出入りが発生します。根気良く、間違いのないよう進めましょう。

  • (1)申し込み

    業者に手伝ってもらいながら、申し込みは自分で行います。ローン返済能力や、融資が物件に適しているかなど、書類をもとに金融機関の審査を受けます。

  • (2)つなぎ融資

    ローンは、建った家を担保にするため、家を手に入れてから契約。しかし、住まいを手に入れるためには手付金以外の残金を支払わなければならず、つなぎ融資を利用して残金決済をおこないます。残金は小切手、現金、銀行振込のいずれかとなります。

    つなぎ融資のしくみ

  • (3)契約

    家の引き渡しが完了したら、ようやくローン契約となります。実際に資金を受け取ったこととなり、つなぎ融資での立替え分を支払います。また、返済不能になったときなどの備えのために、保証料・保険料の支払いも発生します。

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