

セキスイハイムでは、内外の出火のときには延焼を妨げる壁、台風や豪雨のときにはしなやかに風速力を受ける 耐水性能の高い屋根や外壁など、部材に配慮。安全・安心に暮らしていただくための工夫を凝らしています。

SFCボードとは、セキスイが開発したオリジナル外壁材です。
木繊維(ウッドファイバー)と熱硬化セメントを混合し、2,000トンプレスで加熱圧縮したもの。
表面側、中央部、 裏面側のウッドファイバーの混合比率を変えることでコンクリートの堅さと強さ、木のしなやかさ、粘り強さを併せ持っています。

風圧力を想定した素材の曲げ試験では軽量気泡コンクリート板(ALC板)の約5倍のしなやかさを備えていることを実証しました。これは風速60m/秒の時に、3階建ての屋上ペントハウスにかかる過重の約2倍に相当する1,600kgに耐えられる強さを示しています。


タイルは浴室などに使われる耐水性に信頼のある素材。中でもセキスイハイムの外壁材に使用されている磁器タイルは吸収性の極めて低い性質を持っています。 また酸や アルカリにも強い特徴を持ち、酸性雨などでも安心です。また、磁気タイルの下地に使われているSFCボードは、約50mmの原料を 2,000tプレスで約12~16mmまで加熱圧縮した高密度素材。軽量気泡コンクリート板に比べ約10倍も水を吸いにくいのが特長。そのままで塗装して外壁材にも使われる素材です。


外壁の寿命を縮める要因に凍結があります。外壁構造の内部に吸収された水分が、外気温の低下により凍結し、その体積を増して素材を破壊します。外気温が上昇すると氷は溶けて破壊した部分にしみ込み、また凍結してひび割れを広げていきます。この凍結融解のサイクルを人為的ノ発生させるのが、耐凍結融解試験です。-20℃で4時間、+20℃で4時間というサイクルを繰り返し、試験材の損傷状況を調べます。セキスイハイムのSFCボードは、凍結融解サイクルを200回繰り返しても異常がありませんでした。塗装なしの状態でも、極めて吸水性が低いことが実証されています。

一般的な取付の和瓦は、風速25~30m/秒で浮き上がり、場合によっては飛び始めます。セキスイハイムのフラット屋根は、強風による吹き上げ、吹き下ろしの影響を受けにくく、軽量のため地震にも被害を受けにくい安心な形状です。


ボルトを使わずステンレス屋根材を重ね合わせることで、雨水の浸入する隙間が全くない構造。しかも、長尺タイプのため屋根材の継ぎ目が少なく、一層の防水性を高めています。


セキスイハイムの勾配屋根に使われるブルック瓦は、素材、設計、取り付け方法まで独自で開発したオリジナル商品です。 セメントと高分子繊維をプレスしてつくられる精密成型品で、素材が水を吸いにくいばかりでなく、横なぐりの雨も浸水しにくい独自防水リブ構造です。 大型サイズで合わせ目も少なく安心です。瓦の取付もステンレス製の吊子とリングネイルで固定する独自の方式で、耐風性能実験で風速 60m/秒の強風にもズレや剥がれの心配がないことが実証されています。


過去の耐風観測から、風が強まると降雨量は少なくなり、降雨量が多くなると風が弱まるという傾向があります。その50年に1回の頻度で起こりうる組合せは、風速35m/秒×降雨量60mm/時です(10分平均値・風速は住宅屋根高さに換算)。このとき建物の垂直壁面に当たる水量は285mm/時にも相当 します。ハイムはこの状況を人工的に再現。屋根、外壁はもちろん、その接合部など部位ごとに躯体内への浸水がないことを確認しています。


3m離れた隣家の火災では、約840℃の炎に外壁や軒天が洗われます。ハイムの外壁材SFCボードは、約840℃の高温にさらされても裏面は、木材 の発火点(260℃)を大幅に下回る約80℃以下という性能。安全に避難できるだけでなく、大切な家財への影響も少なくくい止められます。



ハイパーデュラティックルーフは不燃材の長尺ステンレスの重ね葺き。しかもボルトレス接合で、全く飛び火の侵入する隙間はありません。また、勾配屋根の陶器瓦、ブルックとも不燃材です。

セキスイハイムの室内は、天井や壁を不燃材料の強化石膏ボード(12.5mm)や防湿石膏ボード(15.0mm)で被覆しています。出火初期に温度が上昇する天井 には強化石膏ボードを2枚貼りにしています。

